【第七回】 黒龍 しずく 大吟醸 黒龍酒造 福井 山田錦


7回目となる黒龍しずくのレビューです。
実は先日の和おんで大将から「今年のしずくはいまいちという声を聞いたんですけど、うちで前に飲まれた時はどうでした?」みたいなことを聞かれています。
酔いが回っている上に数ヶ月ほど前の話なので記憶が定かではなく、確か家にも一本あるからそれを飲んで評価を決めようかと思う程度のちょっとした違和感を感じたような…みたいな回答をしています。
そんで帰宅して前回のレビューを読み返したら、ちょっとした違和感どころが、こんなもん黒龍じゃねえよってな具合にボロッカスにこき下ろしてますねw
他でもそんな話が出ているのであれば、やっぱり自分と同じ感想を持った人がいたのかなと思いつつ、自宅の在庫を開けることにしました。

というわけで購入したばかりの青瓷の器でしずくを頂きます。
香りは大人しく、特に違和感はありませんね。
口に含むとまろやかさを帯びた透明感を感じます。
その後、上品な酸味と辛味が入り混じった味わいが展開していきますが、主張は強すぎず、最後まで大人しい印象のまま流れていきます。

黒龍らしい上品なほの甘味をほとんど感じないという意味では前回と共通する部分はありますが、これ印象としては前回ほど悪くないですね。
前回のしずくは単に酸っぱ苦いだけの酒という印象でしたが、こちらは苦味もなく熟成系に見られるまろやかさが全体を包んでいて、上品な淡麗辛口としてしっかりまとまっています。
黒龍のしずくとしてどうかと言うと多少首を傾げるところがあるとは言え、美味しいか美味しくないかで言えば、これは文句なく美味しいです。
とはいえ2本のしずくの落差があまりにも大きすぎるので、これが美味しかったと言っても次回もう一度しずくを試すのはかなりのギャンブルになりそうです。
少なくともこれまでのように大喜びで飛びつく酒というランクからは少し落ちてしまった感はありますね。
これ単体で言うならギリギリ良クラスかなという7回目のしずくのレビューでした。

【第七回】 蓬莱泉 吟 純米大吟醸 関谷醸造 愛知 山田錦


七回目になる蓬莱泉吟のレビューです。
背面ラベルを見たら2016.06とあり、一年もほったらかしになっていましたw

というわけで蔵で3年、自宅で1年の4年熟成の吟をトチ目天目の器で頂きます。
香りは普通くらいかな、記憶にある吟よりは少し高めで甘ったるい印象。
口に含むと丸みを帯びた透明感から、やや甘味の配分高めで、酸辛味が添えるようにして流れていきます。

美味しいのですが、もう少し甘さ控えめでも良いかなと思いつつ過去記事読み返したら第六回でもやや甘味がちな感想が書いてあるので、これは2016蓬莱泉吟の傾向かもしれません。
ちなみに1日置くと、多少えぐみが出てきてはしまうものの酸味が少し強くなって非常に良いバランスになっていました。
極良というとちょっと足りない気がしないでもないですが、十分に美味しい蓬莱泉吟のレビューでした。

【第七回】 黒龍 龍 長期熟成大吟醸 黒龍酒造 福井 山田錦


おま黒(売っているがお前に売る黒龍は無い)の火いら寿の代わりに頂いた黒龍・龍のレビューです。
ボトルの撮影を忘れていたので、画像は付き出しとグラスのセットのみ。
龍だけで既に7回目なので、しずく等の他のスペックも含めた酒造単位の計算だと、黒龍酒造のお酒はダントツの本数を頂いていますね。
酒造、銘柄ともにこれだけの回数になるともはや前置きで書くことがまるで無いので、さっさとレビューに入ります。

香りはいつもの如く大人しめ…というか、先に結論から書くともう完全に「いつもの龍」です、これ。
第六回をまるごとコピペしても全く構わないくらい。

黒龍のしずくと龍の大吟醸2銘柄は特に安定感が抜群な印象があります。
アル添なのが品質の均一化に一役買っているのかも知れません。
いつも同じように美味しいのはとてもありがたいのですが、レビュー的にはもうあまり書き足すこともなくなって、次回どうしようかと迷う黒龍・龍のレビュー?でした。

【第七回】 洗心 純米大吟醸 朝日酒造 新潟 たかね錦


7回目の洗心レビューは11月出荷分です。
記事を書く段になって気付いたのですが、まだ3月や6月出荷分の在庫が残っているはずで、なんだってわざわざ11月出荷分を開けたのか我ながら意味がわからないのですが、今更どうしようも無いのでレビューを続けますw

というわけで初飲みとなる2016年11月出荷分を白萩の器に注いで頂きます。
穏やかな香りから、口に含んだ時の透明感はいつも通りです。
上品で透き通るような淡麗辛口系の味わいも記憶の通りですが、いつも探れば感じるほの甘さがあまり感じられないかなと思っていると、喉を通り過ぎた後にふわっと甘味を含んだ香りが立ち昇ってきます。
この最後の芳香が素晴らしく、酒を飲む幸せにどっぷりと浸かることができます。

出荷時期によって多少の個性の違いは感じますが、いつも美味しい極良評価の洗心のレビューでした。

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