【第三回】 而今 純米大吟醸 NABARI 2016 木屋正酒造 三重 名張産山田錦


今年も而今の純米大吟醸NABARIを頂くことができました。
昨年は予想外に2本も頂く機会がありましたが、今年は一本しか抽選に当たらなかったということで、その一本を頂いています。

それでは早速頂きます。
香りは結構高めで華やか&フルーティ。
口に含むと透明感はあまり感じず、微かな酸味から始まって、徐々に甘旨味が広がっていきます。
甘味は感じさせつつも酸味を下敷きにしているのでベタつき感は一切なく、而今らしい美味しさを堪能していると、突然フッと掻き消えるように喉を通り過ぎていきます。

相変わらず本来辛口好きの自分でも唸ってしまうくらい素晴らしく美味しいのですが、而今という銘柄はそもそも特別純米クラスでもかなり美味しいので、特別純米と比べてお値段数倍の純米大吟醸を頂いても、美味しさが数倍にはならないのが残念ではありますね。
そのあたり安価な純米吟醸がめっさ美味い鍋島と共通するところがあります。
一方で蓬莱泉吟などフラグシップは傑出して美味しいものの、特別純米くらいになると微妙というかお値段相応な感じのお酒もあったりして、この辺が日本酒の面白いところかなとわかった風なことを言おうかと思いましたが、他のジャンルの酒でも同様の傾向はありそうなので黙っておきますw
とりあえず美味しさが数倍にならないとは言っても特別純米のコスパが異常に良すぎるだけで、NABARI自体のコスパが悪いわけではないということは明記しておきます。
ブログでも人生でも三回目の而今純米大吟醸NABARIでした。

【第三回】 醸し人九平次 別誂 純米大吟醸 山田錦 愛知 萬乗酒造


約一年ぶりの九平次別誂のレビューです。
家飲みでは一年ぶりですが、外飲みで何度か頂いているので御無沙汰感が無いのはいつも通りですね。

それでは早速備前焼きっぽいぐい呑に注いで頂きます。
香りは思ったよりも高くないですね。
大人しいと言うほどでは決してありませんが、もっと華やかなイメージを持っていましたが、今回は普通。
口に含むと輪郭がくっきりとした酸味から始まって、すぐに辛味が追いついてきます。
九平次は鮮やかに花開くという印象ですが、今回は香り同様味の展開も上品では決してありませんが、迸るような鮮烈さもありません。
後半、辛味に混じってほの苦さを感じます。
これが嫌な苦さではなく、味わいに深みを持たせるビター感で好印象。
流れ方は九平次らしく爽快ですね。

記憶よりもちょっと大人びたような印象ですが、冷蔵庫で半年近く眠っていたのでそれが影響しているのかもしれません。
評価は変わらず良。
多少の変化はあれど、九平次らしさは変わりない醸し人九平次別誂のレビューでした。

【第三回】 常きげん 吟醸王国 アンティークボトル 純米大吟醸 鹿野酒蔵 石川 山田錦

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第二回が昨年の4月なので一年弱ほど御無沙汰だった常きげんの長期熟成酒、吟醸王国アンティークボトルのレビューです。
試飲販売で見掛けたら買うようにしているのですが、折り悪く冷蔵庫が一杯だったりして、予定外に期間が開いてしまいました。

それでは早速萩井戸の器に注いで頂きます。
香りは高く、華やかに酸味系の味わいを予感させます。
口に含むと熟成酒らしい透明感から始まって、いつも通りに記憶の通りに洗練された酸味と辛味が奔流のようにほとばしりながら、流れていきます。
酸味がキツすぎるタイプは苦手なのですが、相変わらずギリギリセーフのラインで急停止するような味わいですw

前回のレビューで酸麗辛口と名付けましたが、今回もそのイメージのままですね。
三回連続良評価ということで、もう極良にしようと思います。
久しぶりですが、相変わらず背面ラベルが吟醸大国になったままの常きげん吟醸王国アンティークボトルのレビューでしたw

【第三回】 飛露喜 純米大吟醸 廣木酒造本店 福島 山田錦

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三回目になる飛露喜の純米大吟醸のレビューです。
このお酒は通販抱き合わせで入手しているのですが、抱き合わせる銘柄を自由に選べるため、貴や羽根屋とセットで購入することが多く、個人的な好みの序列だとどっちが抱かれているのか分からなかったりしますw

それでは早速鉄釉の器に注いで頂きます。
香りはそこそこ高めにやや酸味系のレモンや蜜柑を彷彿とさせますね。
口に含むとかなり透明感が高めです。
基本的に酸味主体の味わいの中に、ほの甘さを漂わせてすっきりとした印象です。
最後に酸味に辛味が入り混じりつつ、綺麗に流れ去っていきます。

三回目とは言え二回目が半年近く前なので、飛露喜ってこんな味だったかな?と首を傾げつつ、別に不満というわけではないのでさくっと一日で飲み干しています。
過去のレビューを見返してみると、酸味主体で始まるのはこれまで通りですが、このボトルについては甘旨味や辛味の主張が少し弱かったようです。
評価としては二回目同様可-良というところですね。
貴や羽根屋という飛露喜以上に好きなお酒と抱き合わせができるのでついでに買っていますが、単体だとそこまで必死にならなくても良いかなという評価が固まりつつある飛露喜純米大吟醸のレビューでした。

【第三回】 黒龍 しずく 大吟醸 黒龍酒造 福井 山田錦


第二回でレビューしたしずくが美味しいものの、いまいち黒龍らしからぬ味わいだったので、家にある在庫を開けて再確認の第三回レビューです。
第二回のしずくが酸辛味に振り切って甘味のニュアンスがいまいち感じられなかったのですが、製造年月的には全く同じこちらはどうでしょう。

というわけで、萩井戸のぐい呑みに注いで頂きます。
香りは僅かにレモンのような酸味を予感させるニュアンスの混じった穏やかな吟醸香です。
口に含んで一拍置いてからまずは香りの予感通りに酸味が主張を始め、その奥底で上品な甘旨味がかなり控えめに大人しく展開していきます。
最後に綺麗な辛味を主張しつつ、染み込むように、しつこさは残さず去っていきます。

第二回に比べると甘旨味も感じ取ることができて、黒龍らしさは十分ですね。
ただ、それでもやや酸味に偏っているのは2015のしずくの特徴なのかな。
評価は問題なく良ですが、安定感抜群の龍に比べると、繊細なだけにブレやすい気もするので、この先極良まで届くかというとちょっと難しい気がしますね。
安定的に入手できるお酒ではないので第四回がいつになるかもわかりませんがw

※スペックは第二回と変わらないので省きます。

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