【第二回】黒龍 八十八号 大吟醸 黒龍酒造 福井 山田錦


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和おんで黒龍八十八号の入荷があり、運良く頂くことが出来ました。
箱は二つ並んでいますが、仕入れが二本だったというだけで、購入したのは一本だけです。
5月に昨年出荷分を家飲みしているので今年(2017年)で二本目です。

それでは早速切子のグラスで頂きます。
香りはそこそこですね。大人しいと言うほどではなく、かといって華やかという程でもなし。
口に含むと水系の透明感を発揮します。
黒龍の中では割とはっきりと透明感を主張するタイプのようですね。
徐々に酸味と辛味が程よく混じり合って広がりながらも、上品さを失わない程度に穏やかに流れていきます。
黒龍らしいほの甘さはゆっくり、じっくりと探れば見つかるといった程度に僅かに顔を出す印象ですね。
最後に雪が融けるようにしんみりと去っていきます。

これは何と言うか黒龍というお酒のシリーズの頂点に位置するお酒ですね。
安価な純吟や特吟などの味わいを整えて、徹底的に磨き上げた先にある到達点とでも言う味わい。
八十八号が黒龍という山の山頂、石田屋や二左衛門は山頂の上の雲(しずくは山頂より下の雲w)。
安価な黒龍シリーズと地続きであることを感じられる所が八十八号の特徴かな。
5月に飲んだ時のレビューをみると、透明感にまろやか系のニュアンスを感じていますが、まさに黒龍らしいという印象は同様ですね。
好きな黒龍の黒龍らしさが極まっている味なので当たり前に極良評価な黒龍八十八号のレビューでした。

黒龍 八十八号 大吟醸 黒龍酒造 福井 山田錦


黒龍の限定品八十八号のレビューです。
確か抽選に当たって去年の冬頃には確保してあったのですが、どうせなら格別の肴で飲もうと後回しにしているうちにこの時期になってしまい、結局2017年初鮎塩焼きと一緒に開けています。
お値段的にはしずくや火いら寿と変わらないのですが、生産量が少ないようでお目にかかる機会が少ないというレア度的な意味では石田屋、二左衛門に次ぐのではないでしょうか。
過去に一度だけお店で一合頂いたことがあるのみで、家飲み四合は勿論初めてです。

それでは八十八号を萩の皮鯨で頂きます。
香りは大人しくもなく、かといって高くもなしで普通ですね。
口に含むと極めてまろやかな柔らかみを帯びた透明感。
水系の透明感とは違う熟成系によくある透明感ですが、八十八号って熟成だったかな?
辛口の味わいの中に、黒龍の特性でもある上品なほの甘さに同じく上品な酸味が絡み合い、霧散するかのように流れ去っていきます。

黒龍はどのスペックでも大体「黒龍的」ではあるのですが、八十八号は特に黒龍らしさの一番真ん中の一番上質な部分だけを掬い取ってありますね。
辛味、甘味、酸味全てが黒龍らしく、寸分の狂いもなく黒龍としてカッティングしてあるような印象です。
評価は迷わず良。
黒龍の真髄を見せてもらったかのようなお酒、八十八号のレビューでした。

黒龍 八十八号
大吟醸
東条 山田錦
精米歩合 35%
日本酒度 不明
酸度 不明
黒龍酒造
福井

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