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【第四回】 常きげん 吟醸王国 アンティークボトル 純米大吟醸 鹿野酒蔵 石川 山田錦


久しぶりの家飲み登場常きげん吟醸王国アンティークのレビューです。
梅田阪急の試飲販売で見掛けて買ったのですが、大阪には2,6,11月の年三回しか来ないそうで、なかなか出会わないのも宜なるかなですね。

それでは早速七角切立、青瓷の器で頂きます。
香りはちょっと失敗してまして、明日の家飲み記録で出てきますが、蟹を先にセッティングした為に蟹の匂いしかしませんw
久しぶりの蟹だったので、テイスティングする際の注意事項「蟹を並べる前にテイスティングしろ」を完全に忘れていました。
仕方ないので香りは諦めて口に含むと、はっきり水系の透明感を発揮します。
最近洗心もご無沙汰なんで、こういう水っぽいお酒は新鮮です。
徐々に常きげんの特徴である酸味と辛味が踊り始めるのですが、これなんだろう?
なんかまとまりが悪いです。
酸味と辛味が絡み合ってないというか、各々勝手に踊っていてハモっていないみたいな。
そのせいか酸味と辛味のエグさがやたら気になって雑味にも似た印象を抱いています。

肴と合わせるとそれ程気にならず脇役に徹してくれるのですが、極良銘柄と考えると相当辛いですね。
良もいかない可レベル。
次に2月に見掛けても買うべきか相当迷ってしまう常きげん吟醸王国アンティークのレビューでした。

追記
そんでいつものごとく残った一合を数日後に処理したのですが、この時は非常に酸味と辛味のバランスが良く、後味もさっぱりで記憶にある極良の常きげんでした。
次回以降、開けたてで違和感があったら少し時間を置こうかなと思います。

【第三回】 常きげん 吟醸王国 アンティークボトル 純米大吟醸 鹿野酒蔵 石川 山田錦

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第二回が昨年の4月なので一年弱ほど御無沙汰だった常きげんの長期熟成酒、吟醸王国アンティークボトルのレビューです。
試飲販売で見掛けたら買うようにしているのですが、折り悪く冷蔵庫が一杯だったりして、予定外に期間が開いてしまいました。

それでは早速萩井戸の器に注いで頂きます。
香りは高く、華やかに酸味系の味わいを予感させます。
口に含むと熟成酒らしい透明感から始まって、いつも通りに記憶の通りに洗練された酸味と辛味が奔流のようにほとばしりながら、流れていきます。
酸味がキツすぎるタイプは苦手なのですが、相変わらずギリギリセーフのラインで急停止するような味わいですw

前回のレビューで酸麗辛口と名付けましたが、今回もそのイメージのままですね。
三回連続良評価ということで、もう極良にしようと思います。
久しぶりですが、相変わらず背面ラベルが吟醸大国になったままの常きげん吟醸王国アンティークボトルのレビューでしたw

【第二回】 常きげん 吟醸王国 アンティークボトル 純米大吟醸 鹿野酒蔵 石川 山田錦

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二回目のレビューになる常きげんの吟醸王国アンティークボトルのレビューです。
一回目のレビューの際に、この吟醸王国アンティークと普通の純米大吟醸の違いって何だろう?みたいなことを書きましたが、試飲販売の売り子さんに聞いた所、この吟醸王国アンティークは熟成酒なんだそうです。
二年だったか三年だったかは忘れてしまいましたが、熟成酒は舌に合うことが多い自分としては、吟醸王国アンティークが好きなのも宜なるかなというところです。

さて、前回から数えると半年振りの常きげんを白磁の器に注いで頂きます。
香りはやはり高めですね。
口に含むとほんの一瞬、というより半瞬だけうっすら甘味を感じることができますが、すぐに辛味と酸味が奔流のように押し寄せてきます。
比率からすると僅かに酸味のニュアンスが強いのですが、見事に二つの味わいが絡み合って流れていきます。
濃厚という程ではないにしろ、淡麗というほど穏やかでも無いこの味わい、酸麗辛口とでも言えばニュアンスは伝わるでしょうか?
しっかりした辛酸味を楽しみながら、喉の奥を流れていくと、綺麗にスパっと消え去って、非常に爽やかなのはいつも通りですね。

酸味強い系は苦手なことの多い自分が、常きげんに限っては全然気にならないのは酸味に苦味や渋味が無いからでしょうか。
常きげんの常きげんらしい常きげん的味わいを本日も堪能しました。
評価はもちろん良。

スペックは製造年月以外変わらないようなので省きます。

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