千代むすび 袋取りしずく酒 大吟醸 鳥取 千代むすび酒造 山田錦


鳥取の地酒、千代むすびの袋取りしずく酒大吟醸のレビューです。
頂きものなので詳細は全く不明ですが、包装からして百貨店で取り扱っている銘柄のようです。

それでは早速青煌油滴の器で頂きます。
香りはかなり大人しいですね。
口に含むと若干水系の口当たりではありますが、透明感はほとんどありません。
味わいは最初に酸味、徐々に辛味で比率は6:4くらい。
後味は切れるというほどでも余韻を残すというほどでもなくかな。

まあ普通に上質な淡麗辛口系ですね。
ネットで調べて山田錦と知ったのですが、それも納得。
値段がこの手の桐箱収まり系にはありがちな安定の5kなので普段用としてはコスパがちょっと気になりますが、食中酒として贈答品に用いる分には問題ないかなという千代むすびの袋取りしずく酒大吟醸のレビューでした。

千代むすび
袋取りしずく酒 大吟醸
山田錦
精米歩合 35%
日本酒度 不明
酸度 不明
千代むすび酒造
鳥取

【第三回】 常きげん 参五磨 大吟醸 鹿野酒造 石川 山田錦


鹿野酒造が自社栽培の米で醸す酒、常きげん大吟醸参五磨の三回目のレビューです。
過去二回の印象はとてもよかったので今回も期待しつつ頂きます。
本当はこの参五磨を購入した時に常きげんラベルの蛇の目のお猪口をおまけで頂いたので、それを使おうと思っていたのですが、当日そんなことはすっかり忘れてお気に入りの萩井戸のぐい呑で頂いていますw

香りは大人しめですね。
口に含むと透明感はそれ程ありませんがまろやかな舌触りで味わいが広がっていきます。
この味がなんか甘いとは言い難いのですが甘苦いというか甘辛いというかどうにも表現し難い味わいなんですよね。
甘さを苦辛さでコーティングしたけど隠しきれずにはみ出てくる甘さみたいな…。
流れていった後にも鼻から甘味が抜けるような残り香があります。

前回からちょうど一年振りなのでBYも違うとは思いますが、それにしたってこれは変わりすぎじゃないでしょうか。
味わい自体は高精米らしく上品なまろやか系で雑味があったりということは無いのですが、2015BY、2016BYと楽しんできた身としては、これだけ別物になってしまうとさすがにリピートは無いです。
新しく好みになる銘柄もあれば去っていく銘柄もあるという常きげん参五磨の三回目にして恐らく最後のレビューでした。
常きげんはやっぱ吟醸王国アンティークだけでいいやw

【第二回】黒龍 八十八号 大吟醸 黒龍酒造 福井 山田錦


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和おんで黒龍八十八号の入荷があり、運良く頂くことが出来ました。
箱は二つ並んでいますが、仕入れが二本だったというだけで、購入したのは一本だけです。
5月に昨年出荷分を家飲みしているので今年(2017年)で二本目です。

それでは早速切子のグラスで頂きます。
香りはそこそこですね。大人しいと言うほどではなく、かといって華やかという程でもなし。
口に含むと水系の透明感を発揮します。
黒龍の中では割とはっきりと透明感を主張するタイプのようですね。
徐々に酸味と辛味が程よく混じり合って広がりながらも、上品さを失わない程度に穏やかに流れていきます。
黒龍らしいほの甘さはゆっくり、じっくりと探れば見つかるといった程度に僅かに顔を出す印象ですね。
最後に雪が融けるようにしんみりと去っていきます。

これは何と言うか黒龍というお酒のシリーズの頂点に位置するお酒ですね。
安価な純吟や特吟などの味わいを整えて、徹底的に磨き上げた先にある到達点とでも言う味わい。
八十八号が黒龍という山の山頂、石田屋や二左衛門は山頂の上の雲(しずくは山頂より下の雲w)。
安価な黒龍シリーズと地続きであることを感じられる所が八十八号の特徴かな。
5月に飲んだ時のレビューをみると、透明感にまろやか系のニュアンスを感じていますが、まさに黒龍らしいという印象は同様ですね。
好きな黒龍の黒龍らしさが極まっている味なので当たり前に極良評価な黒龍八十八号のレビューでした。

【第八回】 黒龍 しずく 大吟醸 黒龍酒造 福井 山田錦


和おんで冬出荷のしずくが入ったと聞いたので「じゃあそれで」と頂くことにしましたが、なんか大将の微妙というか怪訝な視線を感じますw
聞くと春のしずくがイマイチだった件がトラウマになってまして…とのことなのですが、あれ?
ブログじゃこき下ろしましたが、お店でそこまで酷いという話をしたっけな?と思いつつ、テイスティング。
そして大将の超心配そうな顔w

香りは大人しいですね。
口に含むと透明感を発揮しつつ、透き通るような酸味に徐々に極めて上品な旨味が入り混じってきます。
おおう、これ完璧じゃねーの?と思いつつ飲み込むと、喉を通過する際になんかセメダイン系の後味を発揮してかなり台無し。
ネット上のレビューでセメダイン臭という表現を時々見掛けることがあって、何それ?とずっと思っていたのですが、なるほどこれがセメダイン臭かと納得。

評価的には道中レコードタイムを叩き出しながら来たのに最終コーナーで大クラッシュ、結果評価不能って感じですね。
心配そうな大将には後味が若干気になるものの、基本的には美味しかったですよとマイルドに且つ嘘ではない程度に伝えていますw
しずくじゃなければ可-良くらいのランクですね。
ただ元々しずくは極良評価だったので、それを考えるとこの一年で随分落ちぶれてしまったなあという印象は否めませんね。
とは言え、このしずくについては後味さえ何とかすれば完璧というレベルなので、秋出荷分はもう要りませんが、次回出荷分には汚名返上を期待したいと思います。

追記
一週間後に残りを呑んだのですが、セメダイン臭が完全に消えてました。
やや繊細な甘味が損なわれている感はありますが、一週間後の方が美味しく、これならば極良までは行かないですが、良くらいはあるかなと。
まあ一週間経たないと真価を発揮しないのでは困り物ですがw

【第七回】 黒龍 しずく 大吟醸 黒龍酒造 福井 山田錦


7回目となる黒龍しずくのレビューです。
実は先日の和おんで大将から「今年のしずくはいまいちという声を聞いたんですけど、うちで前に飲まれた時はどうでした?」みたいなことを聞かれています。
酔いが回っている上に数ヶ月ほど前の話なので記憶が定かではなく、確か家にも一本あるからそれを飲んで評価を決めようかと思う程度のちょっとした違和感を感じたような…みたいな回答をしています。
そんで帰宅して前回のレビューを読み返したら、ちょっとした違和感どころが、こんなもん黒龍じゃねえよってな具合にボロッカスにこき下ろしてますねw
他でもそんな話が出ているのであれば、やっぱり自分と同じ感想を持った人がいたのかなと思いつつ、自宅の在庫を開けることにしました。

というわけで購入したばかりの青瓷の器でしずくを頂きます。
香りは大人しく、特に違和感はありませんね。
口に含むとまろやかさを帯びた透明感を感じます。
その後、上品な酸味と辛味が入り混じった味わいが展開していきますが、主張は強すぎず、最後まで大人しい印象のまま流れていきます。

黒龍らしい上品なほの甘味をほとんど感じないという意味では前回と共通する部分はありますが、これ印象としては前回ほど悪くないですね。
前回のしずくは単に酸っぱ苦いだけの酒という印象でしたが、こちらは苦味もなく熟成系に見られるまろやかさが全体を包んでいて、上品な淡麗辛口としてしっかりまとまっています。
黒龍のしずくとしてどうかと言うと多少首を傾げるところがあるとは言え、美味しいか美味しくないかで言えば、これは文句なく美味しいです。
とはいえ2本のしずくの落差があまりにも大きすぎるので、これが美味しかったと言っても次回もう一度しずくを試すのはかなりのギャンブルになりそうです。
少なくともこれまでのように大喜びで飛びつく酒というランクからは少し落ちてしまった感はありますね。
これ単体で言うならギリギリ良クラスかなという7回目のしずくのレビューでした。

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