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【第六回】 黒龍 しずく 大吟醸 黒龍酒造 福井 山田錦


六回目となるしずくのレビューです。
画像の通り、和おんで四合買いしています。

というわけで早速香ってみると、いつも通りのほのかな大人しい香り。
口に含むとあまり透明感はなく、やや薄味な印象。
徐々に薄味が姿を表すように広がっていくのですが、やけに酸味と苦味が主張します。
黒龍らしい上品なほの甘さは皆無で、ただただ酸っぱ苦い味。
味自体が濃いわけではないので、酸味や苦味が尾を引いて残るということはありませんが、ちょっとこれは…。

なんというか、ぶっちゃけると「これは酷い」。
しずくらしくないどころではなく、黒龍らしくないとまで言えるレベル。
単体で見れば嫌いなベッタリ甘口よりは余程飲める味ではありますが、黒龍しずくのラベルを冠してこれは許されないかな。
今夏出荷分のしずくは黒龍酒造の抽選でも一本手に入れているので、それを試して判断しますが、この味でこの値段ならしずくは二度と飲まないかもという衝撃的な味の黒龍しずくのレビューでした。
※ちなみに一週間後に残り二合を開けたらちょっとだけマシになっていました。

黒龍 八十八号 大吟醸 黒龍酒造 福井 山田錦


黒龍の限定品八十八号のレビューです。
確か抽選に当たって去年の冬頃には確保してあったのですが、どうせなら格別の肴で飲もうと後回しにしているうちにこの時期になってしまい、結局2017年初鮎塩焼きと一緒に開けています。
お値段的にはしずくや火いら寿と変わらないのですが、生産量が少ないようでお目にかかる機会が少ないというレア度的な意味では石田屋、二左衛門に次ぐのではないでしょうか。
過去に一度だけお店で一合頂いたことがあるのみで、家飲み四合は勿論初めてです。

それでは八十八号を萩の皮鯨で頂きます。
香りは大人しくもなく、かといって高くもなしで普通ですね。
口に含むと極めてまろやかな柔らかみを帯びた透明感。
水系の透明感とは違う熟成系によくある透明感ですが、八十八号って熟成だったかな?
辛口の味わいの中に、黒龍の特性でもある上品なほの甘さに同じく上品な酸味が絡み合い、霧散するかのように流れ去っていきます。

黒龍はどのスペックでも大体「黒龍的」ではあるのですが、八十八号は特に黒龍らしさの一番真ん中の一番上質な部分だけを掬い取ってありますね。
辛味、甘味、酸味全てが黒龍らしく、寸分の狂いもなく黒龍としてカッティングしてあるような印象です。
評価は迷わず良。
黒龍の真髄を見せてもらったかのようなお酒、八十八号のレビューでした。

黒龍 八十八号
大吟醸
東条 山田錦
精米歩合 35%
日本酒度 不明
酸度 不明
黒龍酒造
福井

【第五回】 黒龍 しずく 大吟醸 黒龍酒造 福井 山田錦

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5回目になる黒龍しずくのレビューです。
抽選で当たりやすい上に和おんでも飲んだりするので、限定品の割にもう五回目という縁のあるお酒です。
二日目の龍がやや酸味に寄っていたのですが、しずくは果たしてどうでしょうか。

というわけで新入りの朝鮮唐津の器で頂きます。
香りはやはり穏やかですね。
口に含むと透明感を発揮して、徐々に酸味と辛味が広がっていくのですが、甘味も最初から顔を出しますね。
酸味と辛味の邪魔をしない程度に舞台の袖で覗いているような甘味も楽しみながら、余韻は爽やかに綺麗に流れていきます。

いつも最後に感じるほの甘さがやや早めに登場する以外は黒龍らしい味わいと言えるでしょう。
評価も五回目なのでそろそろ良から極良に昇格させようと思います。
バランスの良さが際立つ黒龍しずくのレビューでした。

【第二回】 常きげん 参五磨 大吟醸 鹿野酒造 石川 山田錦

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前回から一年以上御無沙汰の常きげんの参五磨のレビューです。
常きげんは吟醸王国アンティークさえ飲んでいれば満足なので、あまり積極的に他のスペックには手を出さないのですが、参五磨については前回の印象が非常に良かったことと、試飲販売の売り子さんが鹿野酒造として特に思い入れのある酒と力説するので吟醸王国と一緒に購入しました。
思い入れというのは、この参五磨とKiss of Fireだけは自社栽培の米を使っているからだそうで、その為にこの二銘柄が好きと言われるのが一番嬉しいのだそうです。
勿論自分は正直に吟醸王国アンティークが一番好き!と答えたので、微妙な笑顔を浮かべていらっしゃいましたw

さて、それでは黄瀬戸の盃に注いで頂きます。
香りはフルーツ感が多少ありますが、基本的に控え目ですね。
透明感はそれ程感じず、酸味と辛味が入り交じった味わいが広がっていきます。
味わい自体は濃すぎず淡麗系と言って良いでしょう。
最後にふわっと甘味を含んだフルーティな芳香が立ち昇ってきます。

これ吟醸王国アンティークの酸味割合を少し減らして辛味に寄せたみたいな味ですね。
前回のレビューでは割と甘味の主張も感じ取っているのですが、今回は最後にほんの一瞬程度です。
酸味系でギリギリのラインを攻めてくる吟醸王国に比べて、無難に自分好みの淡麗辛口の範疇に収まっている参五磨は個性には欠けるかも知れませんが、安心して開けることのできるタイプの常きげんとして重宝しそうです。
前回は可にしていますが良でいいでしょう。
鹿野酒造こだわりの酒、参五磨のレビューでした。

【第四回】 黒龍 しずく 大吟醸 黒龍酒造 福井 山田錦


気が付けば四回目という限定品の割に縁がある黒龍しずくのレビューです。
今回は和おんで11月出荷分を四合買い切りして頂いています。

それでは早速、香りは相変わらず大人しいですね。
口に含むとかなり高めの透明感を感じます。
そこから糸のようにか細い酸味の上を上品な辛味が滑っていきます。
ただ酸味と辛味はほとんど一体化しているような印象で、その酸味と辛味の周囲に後半ほの甘味が立ち昇ってきます。
全体の味わいが非常に大人しいため、余韻もほとんど残さず霧が晴れるように消えていきます。

これはスイスイと飲めて止まらない系の良い味ですね。
店飲みだと値段もそれなりに張るのですが、これなら満足です。
評価は文句なしに良。
自宅の在庫を開けるのが楽しみなった黒龍しずくのレビューでした。

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