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【第二回】招徳 延寿万年 純米大吟醸 山田錦 京都 招徳酒造

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約半年振りくらいの招徳延寿万年のレビューになります。
第二回なので例によって蔵元の紹介などもしてみたいと思います。

招徳酒造は京都伏見の400年近い歴史を誇る蔵元です。
現在は女性杜氏の大塚杜氏のもと、純米酒にこだわった酒造りをしていらっしゃるそうです。

京都伏見といえば歴史的にも日本酒の産地として名高いのですが、実は京都のお酒って個人的にはちょっとうーん…なお酒が多かったりしますw
その中で招徳延寿万年は良評価をしている通り、非常にお気に入りのお酒です。
初めて出会ったのは確か二年前くらいですね。阪神百貨店の試飲販売から入手して最初の印象が非常に良かった覚えがあります。その後何回か飲んでみても安定していたので可から良に昇格したという経緯があったりします。

そんな招徳延寿万年は京都の綺麗で華やかなお酒にふさわしく金銀青彩色絵陶器の盃で頂きます。
香りはちょっと記憶にあるより高く感じます。
穏やかながらフルーティという香りだった記憶があるのですが、今回は穏やかではなく普通にフルーティです。
口に含むといつもの透明感は少なめかな?
辛さが広がって、徐々に甘味が入り混じってくるのはいつも通りではありますが、余韻もそこそこ残りますね。

スペック的には前回のレビューと一緒の筈ですがかなり印象が違うのに驚いています。
もっとも日本酒度や酸度を見ると、むしろ今回くらいの味わいがスペック的には正しいようにも思えます。
ただこの味わいだと可かなーというのが困ったところですw
11月くらいに購入した割には製造年月が2015.08だったりしますので、もう一回新酒を試して判断しようと思います。

というわけで招徳延寿万年のレビューでした。
スペックは前回と変わらないので省きます。

招徳 延寿万年 純米大吟醸 山田錦 京都 招徳酒造

招徳延寿万年
京都の地酒、招徳の延寿万年のレビューです。
招徳は女性杜氏の蔵元だそうですね。
梅田阪神でこちらは試飲販売ではなく、普通に在庫から購入しました。

萩三彩のぐい呑みに注いでフルーティな芳香を楽しみつつ、口に含むと透明感のある口当たりのあとに徐々に辛さが広がります。
舌で転がしているうちに徐々に甘さがじわじわと辛さに混じり始めて、混然一体といった様子で喉元を通り過ぎていきます。
後味はスッキリと癖を残さず、純米大吟醸らしい清々しさを感じさせてくれるお酒です。

もう何度も飲んでいるお酒ですが、相変わらず非常に美味しいですね。
評価は良です。
大好きなお気に入りのお酒の一つ、招徳延寿万年の紹介でした。

招徳 延寿万年
純米大吟醸
山田錦
精米歩合 35%
日本酒度 +4
酸度 1.3
招徳酒造 京都

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