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【第五回】 飛露喜 純米大吟醸 廣木酒造本店 福島 山田錦


定期的に呑まないと禁断症状が出る銘柄というわけでも無いのですが、なんか半年に一回くらい呑んでいる福島は廣木酒造本店の醸すお酒、飛露喜の純米大吟醸のレビューです。
裏ラベルには2017.10製造とあるので冷蔵庫で半年熟成ですね。

それでは早速七角切立青瓷の杯で頂きます。
口に含むとやや水っぽいタイプの透明感を発揮します。
酸味から味わいが広がるのはいつもの通りですが、甘味のニュアンスが今回はほとんどありませんね。
最後に辛味が主張して流れていくのですが、ちょい苦味が混じってくるのが少し気になります。

甘味が少なめなのはむしろ好みなので構わないのですが、最後に苦味が入り混じってくるのはうーんですね。
食事の邪魔になるほどでは無いので、然程気にはしませんが、ややブレた感のある飛露喜の純米大吟醸のレビューでした。

【第四回】 飛露喜 純米大吟醸 廣木酒造本店 福島 山田錦


半年以上ご無沙汰の飛露喜純米大吟醸のレビューです。
年明けすぐくらいに貴や羽根屋と抱合せで買ったのですが、抱き合わされた貴や羽根屋の方がむしろ好みなのでさっさと飲んでしまい…といういつものパターンで長く放置していましたw

というわけで冷蔵庫で半年熟成の飛露喜純米大吟醸を若手作家阪本健さんのぐい呑で頂きます。
香りは結構高めですがフルーツ感、フレッシュ感は乏しく所謂お酒らしい芳香です。
口に含むと半瞬程水っぽさの混じる透明感を発揮します。
ほんの微かに甘味を含んだ酸味に後半辛味が覆いかぶさってきて綺麗に流れていきます。

家でも外でも何度か縁があるものの、一回毎の間隔が半年以上開いてしまっていて、いまいち飛露喜純米大吟醸という酒の個性を掴みきれなかったのですが、ようやく理解できてきました。
透明感のある酸味に、BYによって多少比率は上下するものの邪魔しない程度に甘味が含まれて、最後は辛口系の味わいで流れていくという、酸麗辛口系ですね。
ただ元祖酸麗辛口の常きげんよりも甘味の主張がより強いタイプ。
評価はずっと可-良でしたが、良にはちょっと届かない良手前ランクなので可-良確定で良いでしょう。
2年くらいかけてようやく評価が確定した飛露喜純米大吟醸のレビューでした。

外飲み記録 福島 にし屋 前菜五種盛り 合鴨ロース 熟成牛タン焼き 焼肉【鹿上ロース 猪上ロース、バラ】


福島と中之島のちょうど間くらいにある牛タンとジビエのお店にし屋を訪れました。
日本酒も四種類ほどあったのですが、ピンとくる銘柄が無かったのと、肉主体なのでということで生ビール。

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前菜五種盛り。
右上のポテトサラダだけちょっと味気ない感じですが他は旨し。

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合鴨ロースは超微妙w

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熟成牛タン焼き。
一応一番良い極み牛タンという品を頂きました。

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焼肉はハーフ可能で、テーブルで焼くことも、キッチンで焼いてもらうこともできます。
面倒なのでキッチンでお任せ。
鹿と猪の上ロースと猪のバラ肉。
どれも美味。

生は二杯頂いています。
一部微妙な品はありましたが気軽な値段のお店なのでコスパ的には十分かなと思います。
ご馳走様でした。

【第三回】 飛露喜 純米大吟醸 廣木酒造本店 福島 山田錦

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三回目になる飛露喜の純米大吟醸のレビューです。
このお酒は通販抱き合わせで入手しているのですが、抱き合わせる銘柄を自由に選べるため、貴や羽根屋とセットで購入することが多く、個人的な好みの序列だとどっちが抱かれているのか分からなかったりしますw

それでは早速鉄釉の器に注いで頂きます。
香りはそこそこ高めにやや酸味系のレモンや蜜柑を彷彿とさせますね。
口に含むとかなり透明感が高めです。
基本的に酸味主体の味わいの中に、ほの甘さを漂わせてすっきりとした印象です。
最後に酸味に辛味が入り混じりつつ、綺麗に流れ去っていきます。

三回目とは言え二回目が半年近く前なので、飛露喜ってこんな味だったかな?と首を傾げつつ、別に不満というわけではないのでさくっと一日で飲み干しています。
過去のレビューを見返してみると、酸味主体で始まるのはこれまで通りですが、このボトルについては甘旨味や辛味の主張が少し弱かったようです。
評価としては二回目同様可-良というところですね。
貴や羽根屋という飛露喜以上に好きなお酒と抱き合わせができるのでついでに買っていますが、単体だとそこまで必死にならなくても良いかなという評価が固まりつつある飛露喜純米大吟醸のレビューでした。

【第二回】 飛露喜 純米大吟醸 廣木酒造本店 福島 山田錦

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飛露喜の純米大吟醸の第二回レビューです。
第一回からは半年振りとご無沙汰してたお酒ですが、そもそも入手困難にも程があるレベルで手に入りにくいお酒なので、むしろたった半年で二本目を頂くことができたのは僥倖と言うべきでしょう。

第一回は外飲みで頂いており、今回は家飲みでのレビューになる飛露喜をお気に入りの萩井戸のぐい呑で頂きます。
香りはかなり高めで華やかに立ち昇ってきます。
口に含むとほんの一瞬だけ透明感を発揮しますが、すぐにキレのある酸味が挿し込まれてきて、その上で甘味と辛味が花開くといった印象で広がります。
やや辛味の主張が強めで、甘味三分に辛味七分みたいな配分です。
余韻はそこそこに残しますので爽やかに流れ去るというイメージではありませんが、いつまでもしつこく口に残るわけでもなくといった塩梅です。

半年振りな上にそもそもこれまでの人生で何度も飲んできたお酒というわけではありませんので、いつも通りの飛露喜らしい美味しさだなあというような感覚はまだ持つことができません。普通に美味しいお酒だなと飲んでいます。
このレビューを書く段になって第一回のレビューを読み返したら、今回のレビューと同じような感想を書いているので、安定感のある銘柄なのかも知れません(そもそもスペックが同じという事情が大きいかもですが)。
評価は可-良ですね。
次も同じくらい美味しければ良でいいと思いますが、次はいつになることか…w

飛露喜
生詰 純米大吟醸
山田錦
精米歩合 麹米40% 掛米50%
日本酒度 不明
酸度 不明
廣木酒造本店 福島

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