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【第十二回】 飛良泉 羽州蔵 純米大吟醸 山田錦 秋田 飛良泉本舗


久しぶりに土曜日に家飲み用の肴を買いに梅田に出かけたら、色々激熱の刺し身が手に入ったので、そんな日は格別の酒を開けなければと開栓した飛良泉羽州蔵の外飲み記録です。
一時期パーカーポイント掲載絡みで検索して当ブログに飛んでくる人が時々居たのですが、最近はそんな訪問者もめっきり減ってまた知る人ぞ知るマイナー限定品になっていますねw

それでは早速青煌油滴の器で頂きます。
香りは他のお酒に比べれば大人しめながら、羽州蔵のイメージからするとやや高めかな。
口に含むと丸みを帯びた透明感をしっかりと発揮します。
徐々に酸味が寄り添うような甘味が広がりつつも辛味もすぐに押し寄せて、全体的にバランスを取りながらもやや淡麗辛口に寄せたような爽やかな印象で流れ去っていきます。

一時期の甘味系への傾倒がやや緩和された気がしないでもないですが、冷蔵庫で熟成して一年以上経過しているのでこのボトルの個性なのか、追加熟成の成果なのかは判然としませんw
まあいつも通り期待通りの極良評価銘柄飛良泉の髙島屋限定品熟成純米大吟醸羽州蔵のレビューでした。

【第十一回】 飛良泉 羽州蔵 純米大吟醸 山田錦 秋田 飛良泉本舗


十一回目になる飛良泉の高島屋限定純米大吟醸羽州蔵のレビューです。
前回が8月なので約三ヶ月振りですね。

それでは早速七角切立青瓷の器で頂きます。
香りはそこそこに熟成酒にしては多少高めくらいに香ります。
口当たりは熟成酒らしく非常にまろやかですが、透明感はいつもより少なめです。
淡麗辛口にほの甘さが同居したような味わいで、全体的に大人しい印象です。
去り際は霧散するような印象でしつこさは皆無です。

記憶よりも透明感に欠けるものの、悪くなっているわけではないのでこれはこれでありでしょう。
ほの甘さがやや流行りっぽい印象を与えているので、割と万人向けの仕上がりかなと。
とは言え刺し身などに非常によく合う淡麗辛口の良さも十二分に残していて、自分好みでもあります。
十一本開けても相変わらず安定して美味しい飛良泉羽州蔵のレビューでした。

【第十回】 飛良泉 羽州蔵 純米大吟醸 山田錦 秋田 飛良泉本舗


10回目になる飛良泉の髙島屋限定品羽州蔵のレビューです。
こちらは今夏購入分なので以前までの2016年出荷分とは異なる製造年月になるのですが、さて如何に。

というわけで萩の灰被りの器に注いで頂きます。
香りはいつものごとく大人しめ。
口に含むとやや水っぽさを感じる透明感から、微かに酸味の混じった上品な辛口の味わいが展開していきます。
甘味のニュアンスは皆無と言ってよく、沁み入るように消えていく後味も羽州蔵らしいです。

第9回でも一時期甘味に振れていた味わいが淡麗辛口系に戻ってきているような印象を述べていますが、年度が変わっても同様の味わいなのは元の上質な淡麗辛口という方向性に再転換したのでしょうか?
個人的には大歓迎なので是非今後もこの方向性を貫いて欲しいと思います。
飛良泉羽州蔵のレビューでした。

【第九回】 飛良泉 羽州蔵 純米大吟醸 山田錦 秋田 飛良泉本舗


三ヶ月ぶりくらいの飛良泉純米大吟醸羽州蔵のレビューです。
酒器は丹波焼の流れをくむ阪本健さんという若手作家さんの作品で新入り。
大阪高島屋の日本酒祭りの傍らで酒器の展示販売をしており、そこでピンときてしまったので購入しています。

というわけで高島屋で購入した新入りの酒器で高島屋限定ラベルの羽州蔵を頂きます。
香りは大人しく微かに香る程度。
丸みを帯びた透明感の中からうっすらと現れる上品な辛味に徐々にかすかな酸味が入り混じって、最後に喉に一蹴りかまして去っていきます。

第七回と第八回ではやや甘味に振れすぎてないか?と疑問だった羽州蔵ですが、今回は逆に甘味の要素がほぼ皆無。
割と普通に質の高い淡麗辛口になっています。
ちなみにまとめ買いしているので、全て完全に同じスペックです。
冷蔵庫保存なので保存状態で味が変わるとも思えないのですが、割とコロコロ印象が変わる飛良泉羽州蔵のレビューでした。
普通以上には美味しいので評価はとりあえず極良のまま。

【第八回】 飛良泉 羽州蔵 純米大吟醸 山田錦 秋田 飛良泉本舗


年始に開けたばかりですが、在庫の残りが4本なので二ヶ月に一本ペースでもお中元の販売時期まで保つだろうということで飛良泉の羽州蔵を開けました。

それでは早速白磁の器に注いで頂きます。
香りはいつも通り大人しいです。
口に含んだ瞬間の透明感もそれ程変わりはないのですが、やや透明感の中に早くもうっすら甘味が混じっているように感じます。
徐々に甘味と酸味が入り混じった味わいが広がっていくのですが、これ第7回とまるっきり同じですね。

第7回自体が羽州蔵としてはやや落ちる感があったのですが、今回も同じだとこれは羽州蔵自体の味わいがこういう方向性に切り替わったと見るべきかも知れません。
ただそうなると良ではあっても極良とまでは行かないかなというのが個人的な感想ですね。
とりあえず残り三本を楽しみながら様子を見ようと思います。

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