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サケ エロティック 生酛 ヌメロ シス  小布施ワイナリー 長野 美山錦


小布施ワイナリーという長野の小さなワイナリーが限定で醸す日本酒を和おんで頂きました。
美山錦と六号酵母を使った日本酒ということですが、どんな味わいなのか予想も付かないのが逆に楽しみです。

香りは酸味系のニュアンスがやや高めの吟醸香ですね。
口に含むと、いきなり酸味というより渋味を感じます。
ワイナリーが醸すと言っても美山錦使用の日本酒なのに、この渋味は白ワインを髣髴とさせるさせるなあと思っていると、徐々に日本酒的酸味と旨味が少し濃い目に入り混じってきます。
前半白ワイン、後半日本酒みたいな味わいを楽しんでいると極微かに発泡のようなシュワっとした口当たりを残しつつ去っていきます。
少し辛味を喉元に残す感じの後味ですね。

系統としては芳醇旨口系に白ワイン的渋味のニュアンスを感じるお酒でした。
評価は普通に可ですね。
後から調べたら小布施ワイナリーが趣味で造っているレベルの本当に極少量生産なので、なかなか次の出会いは無さそうです。

サケ エロティック
生酛 ヌメロ シス
美山錦
精米歩合 57%
日本酒度 不明
酸度 不明
小布施ワイナリー
長野

花陽浴 純米大吟醸 おりがらみ生 南陽醸造 埼玉 美山錦


埼玉の地酒、花陽浴の純米大吟醸おりがらみ生酒のレビューです。
人気のお酒で入手難易度もかなり高い方ですね。
年末に友人が持参した純米吟醸を飲んだ以外では経験がなく、あまり縁がなかったのですが、今回冷蔵庫がいい具合に空き始めた時にちょうど通販での取り扱いを前述の友人に教えてもらい、購入して初めての家飲みになります。

さて萩の皮鯨に注いで香ってみますが、しっかりフルーティですね。
口に含むと甘味と旨味がググッとという感じで膨らんで行きます。
芳醇な味わいの中に、探ってみるとほのかに酸味も入り混じっていて、豊かで華やかといった表現が相応しい味ですね。
喉を通りすぎてから、鼻に抜けるような香りが喉奥から立ち昇っていきます。
おりがらみやにごり系のお酒はこの最後の鼻に抜けるような香りが特徴的かなといつも感じます。

評価は可です。
美味しいお酒ですが、基本的に淡麗系が好みなので、このタイプは何度も飲みたい!とはならないですね。
芳醇旨口好きな方には勧めて問題ないかなと。

花陽浴
純米大吟醸 おりがらみ生
美山錦
精米歩合 48%
日本酒度 +1
酸度 1.5
南陽醸造 埼玉

真澄 七號 純米大吟醸 美山錦 宮坂醸造 長野

真澄七號
長野のお酒としては五本の指に入る知名度の真澄の七號、純米大吟醸のレビューです。
地元で蓬莱泉を買い求めた酒屋に置いてあったので試しに買ってみました。
なんでも宮坂醸造は七号酵母の発祥の蔵だそうで、この真澄七號もそれにあやかって付けられた名前だそうです。

というわけでYK-35とは違うこだわりを感じる真澄七號を萩の井戸風酒器に注いでみると、フルーティな吟醸香がはっきりと漂ってきますね。
口に含むとそこそこ強めに辛味が広がっていきます。
喉を通るときも最後まで辛さの主張が強く、甘みは全く感じませんね。
淡麗系ではありますが、はっきりとした辛口であって甘みのニュアンスを感じさせるお酒とは一線を画しています。

評価は可ですね。美味しいですが何にでも合うというわけではありませんので、これを飲む時は肴をある程度吟味した方が良さそうです。

真澄 七號
純米大吟醸
美山錦
精米歩合 40%
日本酒度+-0
酸度 2.1
宮坂醸造 長野

新政 陽乃鳥 貴醸酒 美山錦 新政酒造 秋田

新政陽乃鳥
背面剥げてますけど、買った時からこんな状態です。

さて秋田の今をときめく気鋭の酒造、新政酒造の貴醸酒、陽乃鳥のレビューです。
新政といえばもう人気過ぎて店頭や通販で並んだ瞬間売り切れというレア酒の代表的な銘柄の一つですね。
陽乃鳥も友人から教えてもらった酒店の通販で購入したものですが、今現在は当然売り切れています。
貴醸酒という日本酒を仕込水代わりに使い醸造するという古来の文献の製法に則って醸したそうで、詳しいことは全っ然わかりませんが、おそらくひと味違うのだろうということだけは想像できます。

さて、そんな陽乃鳥を鉄釉のぐい呑みに注いでみると、うん結構香りますね。
その割に口に含んだ瞬間に吟醸香が広がるというわけではなく、というかそんな暇も無く、酸っぱ!
よく酸味を感じると言いますが、これは本当に酸味が凄いです。
下手すると微炭酸と言っても信じてしまうほど舌にピリッと来ますね。
そんな酸味に驚きながらも舌の上で味わうと、今度は濃厚な甘みが口いっぱいに広がります。
これまで紹介してきたお酒は端麗辛口系ばかりでしたが、これはもう完全に異質なお酒ですね。
一言で表すならリンゴです。最初はリンゴの酸味、後半はリンゴジャムのような濃厚な甘みを連想させるようなお酒です。

評価としては可になるのですが、これまで呑んできた日本酒とは全く別種の味わいなのでなかなかに位置づけの難しいお酒です。
次々と実験的で野心的な製造法に挑戦している新政酒造の姿勢がよく現れているお酒とも言えますね。

新政 陽乃鳥
貴醸酒
美山錦
精米歩合 麹40% 掛60%
日本酒度 -15
酸度 2.2
新政酒造 秋田

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