【第八回】 蓬莱泉 吟 純米大吟醸 関谷醸造 愛知 山田錦


前回から三ヶ月ほど経過して無性に飲みたくなったので地元から取り寄せた蓬莱泉吟のレビューです。
6月出荷分がまだ手に入るのは地元ならではのありがたみ。
家飲み頻度がやや落ちてきて、なかなか出番のない盃形の酒器を使って頂きます。

香りは相変わらずの大人しさ。
口に含むとまろやかで極めて高い透明感を発揮します。
一瞬ほど遅れてうっすらと甘味が広がりつつ、上品な酸辛味が入り混じってきて、溶け合いながらふっと掻き消えるように霧散していきます。

奥手で慎ましく、そして深い蓬莱泉らしい美味しさですね。
劣化が早いのもいつも通りで一合ほどの残りは真空保存でも数日後には若干のエグみを感じるほどでした。
相変わらず極良の地元三河の銘酒蓬莱泉吟のレビューでした。

【第七回】 蓬莱泉 吟 純米大吟醸 関谷醸造 愛知 山田錦


七回目になる蓬莱泉吟のレビューです。
背面ラベルを見たら2016.06とあり、一年もほったらかしになっていましたw

というわけで蔵で3年、自宅で1年の4年熟成の吟をトチ目天目の器で頂きます。
香りは普通くらいかな、記憶にある吟よりは少し高めで甘ったるい印象。
口に含むと丸みを帯びた透明感から、やや甘味の配分高めで、酸辛味が添えるようにして流れていきます。

美味しいのですが、もう少し甘さ控えめでも良いかなと思いつつ過去記事読み返したら第六回でもやや甘味がちな感想が書いてあるので、これは2016蓬莱泉吟の傾向かもしれません。
ちなみに1日置くと、多少えぐみが出てきてはしまうものの酸味が少し強くなって非常に良いバランスになっていました。
極良というとちょっと足りない気がしないでもないですが、十分に美味しい蓬莱泉吟のレビューでした。

蓬莱泉 吟 生原酒 純米大吟醸 関谷醸造 愛知


蓬莱泉吟の生原酒のレビューです。
実家の近くにある蓬莱泉を計り売りもしている特約店で入手したスペックですが、本来蓬莱泉吟で正式に流通しているのは火入れと生の二種のみです。
その為、ラベルの無い瓶に入って売られていました。
値段は税込みで吟や吟生タイプよりも数百円程度安くなります。
ラベルが無いことと、火入れや加水の手間を掛けていないために、少しだけお買い得になっているのかなと予測されます。

それでは初めてになる吟の生原酒を馬盥型備前風のぐい呑で頂きます。
香りはそこそこですかね。
本来、通常の吟自体の香りはやや大人しめなので、吟の中では香りの高い方と言えるかもしれません。
口に含むとまろやかな柔らかみを感じさせる透明感を発揮します。
生原酒ではありますが、熟成系の上品さはしっかりと兼ね備えています。
吟らしいベタツキ感の無い淑やかな甘味に微かな酸辛味の入り混じった味わいは、気持ち濃いような気がしないでもないですが、去り方も霧散するようにきれいに流れていきます。

生原酒という先入観があるためか、やや濃厚には感じましたが、吟らしい美味しさは損なわれていない美味しいお酒でした。
評価は良。
長年飲んでいる割に、未だに聞いたことのないスペックを頻繁に目にする蓬莱泉吟生原酒のレビューでした。

蓬莱泉 吟
生原酒
純米大吟醸
関谷醸造
愛知
※詳細スペックは当然ながら吟に準じるとは思いますが、ラベルが無いので記載はしません。

【第六回】 蓬莱泉 吟 純米大吟醸 関谷醸造 愛知 山田錦

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ブログ的には前回から4ヶ月ほど空いた蓬莱泉吟の6回目のレビューです。
もっとも正月に実家で飲んでいるのであまり御無沙汰感はありません。
こちらは2016年6月出荷分になります。

それでは万華油滴の盃に注いで頂きます。
香りはちょっと甘めのフルーティな芳香ですね。
香り高いと言うほどではありませんが、記憶にあるような大人しさでは無いかな。
口に含むと透明感を感じるのはいつも通りですが、透明感もいつも程ではないですね。
上品な甘味主体の味わいは記憶の通りですが、少しいつもより濃い気もします。
解けた雪が沁み入るように消えていく後味は変わりなくですね。

美味しいのですが、もうその美味しさはよく知っているので驚きはなく、淡々と評価は極良。
多少のブレはありますが、蓬莱泉吟としての基本はおさえてあるので問題なしな蓬莱泉吟のレビューでした。

【第二回】  蓬莱泉 吟 生酒 関谷醸造 愛知 山田錦

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夏に一度レビューをしている蓬莱泉・吟の生酒タイプの二回目のレビューです。
11月出荷の吟(火入れ)を仕入れたので、そろそろ開けないとということで開栓。

蓬莱泉と言えば10月半ばくらいから、「蓬莱泉 摩訶」の検索キーワードで訪問してくる人がやたら増えています。
気になって検索してみたら、このブログのレビューが上から三番目くらいに表示されるんですね。
そういうことなら羽州蔵のように摩訶についても詳細な情報などを掲載しようかなとも考えたのですが、ネット上の情報がほぼ皆無に近い羽州蔵と違い、摩訶はきちんとした紹介文のある酒屋さんのサイトがいくつもあるので、そちらに任せます。
入手方法についてだけ少し記載すると、そこまで品薄激レア酒というわけではないので、発売月の11月に通販サイトを探せば容易に定価で入手できます。
通販サイトが売り切れても、地元愛知県の酒屋なら年末くらいまでは店頭で買えると思いますが、年が明けると酒屋が隠し持っている在庫をぶんどる以外で入手することは難しいでしょう。

話がそれましたが人生二本目になる蓬莱泉・吟の生酒を万華油滴の盃に注いで頂きます。
香りはいつも通りに大人しめ。
口に含んだ時に感じる透明感は極めて高いです。
まず透明感を発揮してから一拍置いて味わいが広がるお酒はたまに見掛けるのですが、この吟に限っては一拍どころではありません。
高い透明感をずっと維持しつつ、絹糸のような甘酸味が優しく舌の上を撫でるように通り過ぎていきます。
慎ましやかな芳香を微かに喉奥に漂わせつつ、最後の最後まで上品に流れて終わります。

吟を初めて飲んだ時に、なんて繊細で奥手な酒なんだろうと驚いたのですが、そんな初めての出会いを思い起こさせるような味わいです。
正直生酒吟と火入れ吟で大きな違いを感じないのですが、逆に違いが無いだけに生酒吟は極良評価の火入れ吟と同じく極良です。
個人的には年二回しか出荷のない火入れ吟に加えて生酒吟のおかげで、入手機会が年三回に増えて嬉しいなとw
というわけで初蓬莱泉吟生酒のレビューでした。

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