かたの桜 純米大吟醸 雫酒 山田錦 山野酒造 大阪

片野桜純米大吟醸雫酒
大阪の地酒、かたの桜の純米大吟醸雫酒の紹介です。生貯蔵酒ですね。
かたの桜よりは片野桜という表記の方が有名な山野酒造ですが、どちらも地名の交野からの命名のようです。
片野桜は以前に大吟醸雫を飲んだことがあり、非常に美味しかった覚えがありますので期待しています。
購入は心斎橋大丸の試飲販売からです。

朝鮮唐津のぐい呑みに注いで見ると、香りはフルーティなちょっとメロン系のニュアンスですね。
口に含むと若干の酸味から始まって甘旨いといった味わいが広がっていき、どんどん甘みが濃厚さを増していきます。
喉を通るときに一瞬辛さも主張しますが、総じて甘みの主張の強いお酒という印象です。
やや後味にアルコール臭を感じます。

評価は可ですね。片野桜大吟醸雫に比べると残念ながらちょっと落ちるかな。
ちなみにこのお酒、検索したらヒットしませんね。大丸松坂屋限定かな…よくわかりません。

かたの桜 雫酒
純米大吟醸
山田錦
精米歩合 40%
日本酒度 +2
酸度 1.6
山野酒造 大阪

家飲み記録 あこうの造り ずわい蟹ほぐし身 青竹寄せ豆腐 なす焼き 鮎の塩焼き 揚げ鮭のエスカベッシュ バクテー

20150822あこうずわい蟹
蓬莱泉の吟とかたの桜で頂いた家飲み記録です。まずはあこうの造りとずわい蟹のほぐし身から。
あこうは以前にも紹介していますね。とりあえず夏が旬の魚なので、この時期になるとそろそろお別れかなと切ないながらも、相変わらずのシャキッとした歯ごたえがとても美味しい魚です。

20150822寄せ豆腐久在屋
久在屋という京都の地豆腐屋さんの青竹寄せ豆腐です。大阪高島屋の地下で買うことができます。
普段は心斎橋大丸の豆香村の湯葉豆腐を贔屓にしているので、こちらはあまり縁が無いのですが試しに購入してみました。
まあ普通の美味しさですね。

20150822なす焼き
この日というか、この週は部屋の掃除が一つのテーマでした。
ちょっとバタバタして掃除をサボっていたのと、お盆休みが重なって結構荒れていた部屋を平日の夜に少しずつ片付けていき、週末には綺麗な部屋で家飲みを楽しもうという計画を経て本日を迎えています。そんなすっきり片付いた部屋では自分で料理もする気が起きるということで焼きました。生姜醤油で頂いています。
※あと前回の家飲みの鯖で痛い目に遭ったので、自分でできるような肴は惣菜ではなく調理に切り替えていこうかと検討中。

20150822鮎塩焼き
秋刀魚が並び始めると鮎は消えていく季節。そういうわけで今年も鮎とお別れの季節がやってきました。
この時期は悔いを残さないように鮎をガッツリ食べていますw

20150822鮭エスカベッシュ
サーモンフライのエスカベッシュです。さすがにこれは自前調理ではなく惣菜ですw美味しい。
蓬莱泉はここで終了。

20150822バクテー
最後はバクテー。半年に一回くらい食べたくなって自作するのですが、だいたいいつも作りすぎてしまいます。
レシピ上では1人前で骨付きスペアリブ300gですが、料理する前はガッツリ肉を食べたい気分なので400gほど買ってしまいます。
食べ始めてから、やっぱ200gで十分やな…と後悔するのがいつものパターンですね。

食事として食べる時は素麺を入れるのですが、本日は肴なのでスペアリブと水菜だけ。
脂でギトギトのスペアリブにたっぷりニンニクという味付けなので、正直日本酒には合いませんw
ちょっと癖のあるかたの桜で試してみましたが、それでもいまいち。ビールの方が美味しく頂ける料理ですね。

蓬莱泉四合とかたの桜一合と頂いた家飲み記録の紹介でした。
ご馳走様でした。

蓬莱泉 吟 純米大吟醸 山田錦 関谷醸造 愛知

蓬莱泉吟
九平次と並んで地元愛知を代表する名酒蓬莱泉の最上位銘柄、三年熟成の吟の紹介です。
大阪で吟を入手するのは不可能ではないにしても、かなりの手間なので帰省した時に地元の特約店で購入しています。
8月のお盆に帰省した時には残念ながら売り切れていたので、このラスト一本の吟を飲んでしまうと、次に飲めるのは年末年始の帰省時ということになります。
そういう事情なので数ヶ月振りに吟を味わえる喜びの中に、多少の名残惜しさも混じりつつ、萩の皮鯨で頂戴します。

さてぐい呑みを手にして香ってみると、吟醸香が微かに漂ってきます。
口に含むと透明感のある口当たりで、一拍どころか二拍置いても味わいが主張して来ません。
何というか奥手過ぎて、こちらから迎えに行ってあげないと何も喋ってくれないような、そんなイメージですw
そういう訳で迎えに行ってあげると、旨味としか言いようのない味わいがあまり大胆には広がっては行かずに、舌の上で大人しく控えめに染み渡るといった印象で展開していきます。
甘いでも辛いでもない蓬莱泉吟独特の美味しさを堪能して、喉を通るときにようやく本当に少しだけ辛さを残して去っていきます。
去り際も霞んで消えるように霧散してしまいますね。

なんとも上品な、いつ如何なる状況でもその品の良さ、奥ゆかしさは決して損なわれることはない、そんな印象のお酒です。
評価は長らく良でしたが、もう極良にしちゃいましょう。
四合を一瞬で飲み干して、まだちょっと飲み足りないなんてお酒はなかなか無いですし。
あー、次飲めるのは早くて数ヶ月後か(泣)

蓬莱泉 吟
純米大吟醸
山田錦
精米歩合 35%
日本酒度 +1
酸度 1.3
関谷醸造 愛知

外飲み記録 和おん 活け車海老造り 丸鯵の姿造り 秋刀魚塩焼き 鰯つみれ揚げ天ぷら たまめの煮付け うちわはげの酒蒸し

20150821和おん_付き出し
お盆休みを挟んだので2週間ぶりの和おんです。而今の特別純米から頂きます。

20150821和おん_活け車海老
長崎産の活け車海老の造りです。海老スキーなので、こんなの絶対に注文します。美味い♪
頭は後ほど出てきます。

20150821_和おん丸鯵姿造り
由良産丸鯵の姿造りです。うーん、やっぱ鯵は真鯵の方が好みかなw
丸鯵は肉厚なのを活かして揚げたりする方がいいですね。別にこれが不味かったわけではありませんが。

20150821_和おんさんま塩焼
根室産新秋刀魚の塩焼きです。画像だと分かりにくいのですが、細かく包丁が入れてあって非常に食べやすいです。箸を入れるだけで自然と一口サイズをつまみ上げることができます。
最近のゆとりは綺麗に魚を食べられないそうですが、これくらい丁寧に仕事をしてあると誰でも骨だけ残して全部しっかり食べられるだろうなあと感心しました。和おん自体は年齢層高めの店ではありますがw
この辺で而今から作の雅の智にチェンジ。

20150821_和おん活け車海老頭揚げ
活け車海老の頭揚げです。脂の乗った秋刀魚の後に、いい感じのインターバルです。

20150821_和おん鰯天ぷら
千葉産鰯のつみれ揚げの天ぷらです。鰯のつみれは大好物の一つです。ホカホカのつみれと冷酒の相性抜群♪

20150821_和おんたまめ煮付け
長崎産たまめの煮付けです。たまめは造りと塩焼きと煮付け、どれでもいけますと言われて、そんなもん選べるか!と思いつつ、今回は煮付けで頂きました。
造りですら芳醇な旨味を堪能できるたまめを煮付けにすると、旨味更に倍!
お酒は雁木にチェンジして三合目に突入。

20150821_和おん丸鯵頭
ここで姿造りに使った丸鯵の頭も焼いて出してくれました。海老と違って、さすがに頭から全部ムシャムシャ食べられるほどに柔らかくはないですが、頭蓋骨周りの身を削ぎ落として美味しく頂きました。

20150821_和おんうちわはげ酒蒸し
最後は淡路産うちわはげの酒蒸しです。薄ら禿げみたいなひどい名前の魚ですが、ウスバハギという名前でも流通していることからもわかるようにカワハギ系の魚です。
皮を剥いで料理することから関東ではハギ、関西では剥げと呼ぶようになったそうです。
ただ個人的な評価としては、カワハギ自体そこまでめちゃくちゃ美味しいわけではなく、普通の美味しさというレベルなんですよね。このうちわはげも残念ながらカワハギ系の評価を覆すには至りませんでした。
冬に肝が出回り始めたらまた話は別なのですが、酒蒸しだと正直他にもっと適した魚があるしなあという印象。

本日は而今、作、雁木を各一合の合計三合で頂きました。
ご馳走様でした♪

ぐい呑み 堀尾泰彦 油滴天目 清水焼 記念すべき初天目の器

油滴天目
酒呑みならひとつは手に入れておきたい酒器ってものがあります。
人それぞれ何が欲しいかは異なるでしょうが、例えば唐津の皮鯨、例えば江戸切子や薩摩切子、大吟醸グラスといったガラス器、例えば錫器のちろりと猪口etc…

私が過去に入手した酒器も萩焼欲しい、皮鯨欲しい、絵付けの盃欲しい、黄瀬戸欲しいといった酒呑み物欲センサーに従って購入していますが、今回紹介するぐい呑みも以前からセンサーにビンビン来ていた類の酒器です。
それは天目!

というわけで表題の通り堀尾泰彦作油滴天目のぐい呑みです。
堀尾泰彦さんのことは超有名ぐい呑み紹介ブログでべっ甲釉を使った素晴らしい作品を拝見したのをきっかけに知りまして、時々お名前を見かけると作陶展などに赴くようにしています。
今のところ直接の面識はありません。
べっ甲釉の酒器もこれまた物欲センサーにビンビン来ていますので、そのうち我が家の棚を飾ることになるでしょう。

ちなみに天目の酒器の入手はこちらが初めてです、ヒュ~、パチパチ♪
萩の皮鯨や黄瀬戸の酒盃を入手した時と同様に、手元に置いて酒も注がず光に当てたり、ひっくり返したりしながらしばらくニヤニヤしていました。
天目はわかりやすく美しいのですが、やり過ぎるとちょっと気色悪く見えてしまう印象がありますね。
試しに「天目」で画像検索すると国宝や重文級の天目茶碗が幾つかヒットしますが、結構グロテスクというか蓮コラのように感じる模様も多いです。個人的には、このぐい呑みくらいの天目模様が一番好みです。
やり過ぎるとちょっと引くのはカイラギなんかもそうです。この辺りの嗜好の個人差が焼き物の面白いところでもありますが。

しかし、あらためてこのぐい呑みを眺めてみると、いかに自分がへそ曲がりなのかを思い知らされる気分ですw
天目酒器なのに天目形ではなく玉縁の汲出形に近い器をわざわざ選ぶ辺り、そのへそ曲がりっぷりをよく表しているな…と。
皮鯨も唐津じゃなくてわざわざ萩焼から選ぶし、黄瀬戸も椀形や半筒形じゃなくて手捻りの盃形を選んだりと、素直に好みに従って買っているだけなのですが、並べて見るとなんかちょっと人と変わった俺様センスをアピールしたい中二病的コレクションのような気もして気恥ずかしさも感じます。
そうはいっても好みを譲るつもりも無いので、作家先生方には大変失礼な表現ながら、これからもへその曲がった酒器を集め続けるのでしょう。

ぐい呑みとしてはどっしりと酒を受け止めてくれる安心感のある形なので、ある程度酔ってきて盃形では手元が危なっかしい時のリリーフエースとして登場します。
もともとキラキラきらめく天目がお酒を注ぐと更に反射光が美しく輝いて、もうその情景だけで酔ってしまう、そんな天目酒器の醍醐味を存分に味わうことのできるぐい呑みです。

家飲み記録 秋刀魚の炙り カンパチの造り 辛子豆腐 鱧と水菜のみぞれ和え ネギと牛肉のオムレツ 湯葉とオクラのあんかけ 鯖の煮付け

20150816サンマ炙りカンパチ
上喜元と一緒に頂いた肴の紹介です。まずは秋刀魚の炙りとカンパチの造りから。
秋刀魚は紅葉おろしポン酢を直接かけてあります。
カンパチとハマチで迷ったのですが、秋刀魚がかなり脂たっぷりだったので、あっさり系のカンパチにしたのは正解でした。
この日は色々と失敗の多いチョイスだったのですが、これに関しては文句なしです。

20150816辛子豆腐
続いて辛子豆腐。お店が付けてくれる出汁を使わず、生姜を添えて自宅のだし醤油で頂いています。これも問題なし。

20150816鱧と水菜
鱧と水菜のみぞれ和え。大根おろしとポン酢で味付けしてあります。
鱧がかなり硬い上にあまり旨味も無くて微妙。本日の失敗その一。

20150816牛肉オムレツ
ネギたっぷりの牛肉オムレツという語感に惹かれて買いましたが、オムレツっていうかこれだし巻きなんですけど…
そんで牛肉もなんかそぼろっぽいのがポロポロと少しだけ。いやひき肉が入っているだろうとは思っていましたが、こんな僅かな量だとは思いませんでした。
ネギも見た目ほどに味に影響してないし、これは大失敗です。

20150816湯葉とオクラ
湯葉にオクラ、ブロッコリーや枝豆といった野菜と合わせてあんかけにしています。
幸いこれは美味しく頂きました。

20150816鯖煮付け
鯖の煮付けです。腹と尻尾の二択で迷った挙句、どっちも買ってしまえという決断をしたので二切れあります。
つーか、惣菜の煮魚は外れ率が高いからやめておこうといつぞやの家飲み記録でも書いたのに、完全に忘れて買って帰っています。
脂の乗った鯖を期待していたのにパサパサの箸を入れた瞬間外れとわかる鯖でした。暗い気分で完食しています。
やっぱり魚くらいは自分で調理しようかなと思いつつ、今回の家飲みは終了。
お酒は上喜元四合瓶を一本開けました。肴で幾つか失敗した分、お酒が普段よりは控えめになったのは喜んでいいのかどうか…。

上喜元 全国新酒鑑評会金賞受賞酒 大吟醸 山田錦 酒田酒造 山形

上喜元金賞受賞酒
山形の地酒の中でも有名な上喜元の紹介です。大阪だと百貨店よりも名の知られた品揃えの良い小売店で見掛けることができます。また和食系のちょっといい店に行くと置いてあるというイメージです。個人的には、外飲みでは何度か縁があるのですが、家飲みは今回が初めてになります。
既に紹介済みの羽根屋と一緒に通販から購入しています。

萩の井戸形のぐい呑みに注ぐとそこそこフルーティな香りを感じることができます。ほのかにという程でもなく、かといって強すぎもしないという具合ですね。
口に含むとまずは軽く酸味が飛び込んできます。林檎や梨系の果物を彷彿とさせる酸味ですね。
その後、少しだけ辛味を感じるのですが、これが本当に一瞬で、すぐに甘みというか旨味が口全体に広がります。
あれ、辛さはどこへ行ったんだ?と思っていると、喉を通る時にようやく再び辛さが主張して、そこそこ爽やかに去っていきます。

最後だけ切り取ると確かにすっきり端麗辛口なんですが、そこに辿り着くまでに二転三転する面白い印象のお酒です。
評価は可-良ですね。ただ今年の新酒鑑評会用のお酒なので、上喜元に再会することはあっても、このお酒とはもう会えないでしょう。
再会する上喜元がこのお酒と同じような美味しいお酒であることを願います。

上喜元 全国新酒鑑評会 金賞受賞酒
大吟醸
山田錦
精米歩合 35%
日本酒度 +1
酸度 1.2
酒田酒造 山形

外飲み記録 名古屋編 中村孝明【いくらとろろ フォアグラの茶碗蒸し 紋甲イカバター焼き 野菜の天麩羅 鮎椀】 やぶそば【揚げ餅納豆 合わせ焼き】 名古屋浅田【夏季限定懐石 夏づくし】

予想通り、随分時間が経ってしまいましたが、お盆帰省中の名古屋でのブラブラ観光&外飲み記録です。

20150814徳川美術館
同郷の友人との待ち合わせは夕方ですが、昼過ぎには名古屋入りしてまずは徳川美術館へ。
家康展よりも、以前東洋陶磁美術館の茶道具展で見逃した徳川美術館所蔵の曜変天目茶碗及び千鳥の香炉を見るのが主な目的です。
香炉銘千鳥は思ってたより小さかったです、一言でいうとラブリーw
写真で見て勝手に抹茶碗くらいのサイズを想像していたのですが、片手に乗る大きさですね。香炉だからよく考えれば抹茶碗サイズの筈が無いのですが、思い込みというのは怖い。
曜変天目茶碗は展示していませんでした、残念。
家康展は甲冑や刀剣、合戦図などが主体なので、歴史に興味を持ちだした子供が夏休みを利用して見に来るには楽しいだろうという内容ですね。
有名な家康のお漏らし絵や日本人なら絶対教科書で見たことのある信長像の絵なども見ることができます。

20150814徳川園
バスの時間まで徳川園を散策…といえば優雅に聞こえますが、糞暑いのでさっさと引き上げて土産物屋で涼んでいました。

その後、栄に移動して丸栄、三越、松坂屋を順番に巡っていきます。
地下の食料品売り場で日本酒をチェックしながら、美術フロアで陶芸関係の展示を見物するという大阪でも定期的に行っている百貨店巡りの名古屋版ですね。※お酒については時節柄お盆帰省用の地元のお酒のプッシュばかりで、これといった銘柄は特にありませんでした。
最初に訪れた丸栄はローカル百貨店ということであまり期待をしていなかったのですが、美術骨董店では魯山人や加藤卓男、西岡小十など、見くびっておりましたことを深くお詫び申し上げますと言いたくなる作品を幾つも拝見することが出来ました。
皮鯨を愛用している田原陶兵衛さんの酒器セットもお手頃価格で置いてありましたが、残念ながら好みのタイプでは無かったので今回は見送り。

三越では「おちゃわんマルシェ 碗・盌・椀」という企画展が催されており、若手の作家さん達の作品を多数拝見することができました。茶碗のみで酒器は無いのが残念です。
ただ常設展示の方に、十一代三輪休雪他人間国宝級の高名な作家の作品が各数点置いてあり、酒器も幾つか見ることが出来ました。

フロア数、知名度共に一番期待していた栄の松坂屋は残念ながらほとんど興味のある展示はありませんでした。
ただレストラン関係はさすがに充実しているので、ここで一旦休憩を挟むことにします。

20150814中村孝明いくらとろろ
というわけで和の鉄人、中村孝明名古屋店です。ご飯を食べたいわけではないのでお酒と一品料理を幾つか注文。
お酒は黒龍純米吟醸です。黒龍純米吟醸は久しぶりですが、こんなにピリ辛だったかな?という印象。
画像の光量が足りていなくて色合いが分かり辛いですが、ぐい呑みは好みの白粉引きです。
料理はいくらトロロですが、これが結構侮れない。新鮮ないくらの下のトロロはしっかりと出汁が染みています。
トロロの中にはワサビの茎がまた絶妙な具合で混ぜ込んであって、これだけの量にも関わらず酒がやたらと進んでしまいます。
いくらトロロという雑な名前が勿体無いくらいいい仕事をしています。

20150814中村孝明野菜の天麩羅紋甲イカバター
続いて紋甲イカのバター焼きと野菜の天麩羅盛り合わせ。んー、これはまあ別に普通。

20150814中村孝明久保田萬寿
一合だけに留める予定が、料理途中で黒龍純米吟醸が切れてしまって、久保田萬寿を追加。キンキンに冷えた錫器の片口とぐい呑みで出てきました。錫器の酒器セットは持っていませんので新鮮に感じます。
洗心を贔屓にしているせいで萬寿はご無沙汰ですが、こんなに美味しかったかな?と思うほどに柔らかく上品な味わいでした。
錫器は酒の味をまろやかにするという俗説があります。もしその効果だとすると錫器の購入をちょっと真剣に考えなければなりません。

20150814中村孝明フォアグラ茶碗蒸し
名物フォアグラの茶碗蒸し。
美味い!ねっとりと濃厚です。ちょっとだけ掬って口に含んで、よく冷えた萬寿をキュッといくと、こりゃたまらんといった具合で幸せ過ぎ。
ただこれ、すごく美味いけど完全に酒の肴として美味いのであって、酒飲まない人にはちょっとクドくないかな?と余計な心配もしてしまいますね。わたしは酒呑みなので一向に構いませんがw

20150814中村孝明鮎椀
干鮎の吸い物です。軽い休憩ついでに一杯だけ…のつもりが、かなりしっかり飲んで食べてしまいました。

この後、名古屋駅前に移動して再び百貨店巡りをするのですが、名鉄、高島屋共にこれといった見所もなく、待ち合わせまで一時間以上を残してしまいます。
というわけで、再び休憩のためにやぶそばへ。休憩するのにカフェじゃなくて一杯引っ掛けられるところを選ぶあたりが、我ながら度し難いのですが、これも酒呑みの性よのう。

20150814藪そば揚げ餅納豆
揚げ餅納豆と越乃景虎です。先ほどの中村孝明のと違い、本日の最大の目的のディナーまでもう残り時間も僅かなので酒も料理も抑えめにチビチビと頂きます。

20150814藪そば合わせ焼き
とは言え、あれだけで一時間以上保つはずもなく、鴨と白ネギの合い焼きを追加。お酒も越乃景虎を一合追加…。
中村孝明と合わせて既に四合程飲んで、かなり御機嫌な状態で友人と合流、浅田へ向かいます。

20150814浅田
加賀料理のお店、浅田には鮎づくし懐石を食べるつもりで予約を入れたのですが、残念ながら鮎づくしは8月10日までということで、今回は夏づくし懐石です。
お酒は四合瓶をまるまる買い切る形式で、黒龍大吟醸を友人と二人で開けました。ここに来るまでに既に四合飲んでる割にスイスイ飲めてしまう味でしたね。

料理も素晴らしかったです…があまり細かに感想を書けません。
一人飲みの時はブログに投稿する前提で、ある程度感想を頭のなかで文章化しながら料理を頂くのですが、誰かと一緒の時は会話しながらになるので、後から味の細かい記述をするのが難しいという事情があります。外飲み紹介が一人飲みばかりなのは、いくつか理由があるのですが、これもその一つです。
そもそも今回は料理に夢中で撮影も完全に忘れてますがw

器も加賀料理ということで色々興味深かったのですが、まずお椀。蓋を開けると裏側に見事な金蒔絵の施された素晴らしい輪島漆器で出てきました。
またお皿は九谷焼を使用しているとの話でしたが、九谷焼から連想されるようなあまり派手な絵付けの皿は使用しておらず、あくまで料理が主役になるような皿が多いなという印象でした。中皿で出てきた青磁のような色合いに金の模様が上品に施された高台丸皿が良かったです。

というお盆に名古屋で食べて飲んだ記録の紹介でした。
三軒まとめてご馳走様でした♪

家飲み記録 タマメ造り おぼろ豆腐 豚しゃぶと茄子のサラダ 海老と夏野菜の出汁あんかけ キスの香り揚げ 枝豆豆腐 焼き鳥

20150813タマメ鯛
羽根屋、竹泉多治米、真澄七號と頂いた家飲み記録です。
まずはタマメのお造りから。タマメ、タマメ鯛などと関西では呼ばれますが、地方によって呼び名は様々だそうですね。
白身魚のあっさり感を保ちながら、かなり旨味も色濃く味わうことのできる素晴らしい魚なのですが、残念ながら滅多に出会えません。
今回は鮮魚最強の梅田阪神で見掛けたので即購入、紅葉おろしポン酢もわさび醤油もどっちも合います。美味すぎ。

20150813安心堂おぼろ豆腐
安心堂の竹筒入りおぼろ豆腐です。金箔がちょっとだけ乗っています。
量がたっぷりあるので、最初は柚子塩、次にワサビ塩、最後はだし醤油と変化をつけて楽しめます。

20150813豚しゃぶ茄子
豚しゃぶと茄子のサラダです。本日はなるべくヘルシー系でというコンセプトです。

20150813エビ夏野菜
海老と夏野菜の出汁あんかけです。お酒は三本並べて飲み比べ中。
禾目天目に羽根屋、白磁に真澄、唐津に竹泉を注いでいます。

20150813キスの香り揚げ
キスの香り揚げ、大葉で巻いてあります。美濃吉の新商品です。旨し。

20150813枝豆豆腐
安心堂とは別のお店の枝豆豆腐です。柚子塩を振っています。多治米は飲み干してしまいました。

20150813焼き鳥
最後は焼き鳥の盛り合わせ。羽根屋もここで飲み干しています。

ヘルシー、低カロリーでまとめるつもりでしたが羽根屋四合、竹泉多治米二合、真澄七號一合と酒が進みすぎて、カロリー的には全く意味がなかった家飲み記録でした。

羽根屋 平成27年新酒鑑評会金賞受賞酒 大吟醸 山田錦 富美菊酒造 富山

羽根屋平成27年金賞受賞酒
富山の地酒で知名度もかなり高い羽根屋の平成27年新酒鑑評会金賞受賞酒大吟醸のレビューです。
珍しく試飲販売ではなく通販での購入になります。
外飲みも含めて羽根屋は初ですね。

さて、禾目天目のぐい呑みに注いで見ると、ほんのりと吟醸香を感じることができます。
口に含むと味の展開が早いですね。
このお酒、口に含んで一拍置いてとか最初は甘く徐々に辛さが…なんて段取りは全くありません。
いきなり甘さも辛さも全開で鮮やかに広がっていきます。
この順序を感じさせないいきなり感は面白いですね。
余韻はそこそこに残しながらもしつこ過ぎず、あっさりともし過ぎずといった感じで引き上げていきます。

良いお酒ですね、評価は可-良です。
はっきり主張する味わいなのに、気付けばかなりの量を飲んでしまっているというかなりたちの悪いお酒です。
レビュー書いてるだけでまた飲みたくなってきます。あー厄介厄介w

羽根屋 平成27年新酒鑑評会金賞受賞酒
大吟醸
山田錦
精米歩合 40%
日本酒度 不明
酸度 不明
富美菊酒造 富山

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