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家飲み記録 造り【アマテ鰈 真鯵】 鱧チリ 辛子豆腐 鮎の塩焼き


飛良泉純米大吟醸で頂いた家飲み記録です。
青煌天目初登場の家飲みですが、これについては別途酒器紹介で。
肴は散々痛い目に遭っているアマテ鰈w
本日は特にお薦めということで、他にこれといって気になる魚も見当たらないので、全く期待せずに購入しました。
これが意外に当たりで、甘旨味を堪能できる非常に良い鰈でした。
ただアマテ鰈は打率が悪すぎるので、たまにホームランを打ったからといって、今後もスタメンに加えるかと言うと難しいところです。

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三重産の真鯵の造りです。
隣に淡路産の真鯵の造りも並んでいまして、価格は同じなのですが淡路産は量が倍w
ただ三重産を選んだのは、高い方を食べたかったわけではなく、単純に淡路産の量が多過ぎるからです。
味は問題なく美味。

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鱧がよく登場するのは、美味しく酒と合うという理由も勿論あるのですが、各鮮魚店の鱧を一通り試してみようという理由が一番ですね。
今のところ、阪神百貨店のこの時期は鱧しか置いていないような鮮魚店が一番です。
ちなみにこれは阪急百貨店の鮮魚店から。別に不味いわけではありませんw

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辛子豆腐です。割と好きなのですが、夏の味覚扱いなので冬の間は全く手に入れることができませんでした。
別に通年で売ってくれても良いと想うのですけどね。

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最後は鮎の塩焼き。

揚げ物も少し用意していたのですが、飛良泉が美味すぎてここまでで飲み切っています。
肴に外れもなく、酒も美味しくの家飲み記録でした。

飛良泉 純米大吟醸 1801 飛良泉本舗 秋田 酒こまち

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飛良泉の髙島屋限定品である羽州蔵が大好きというのは、過去二回のレビューでしつこいくらい力説しているのですが、この羽州蔵が全然手に入らない…。
普段から在庫に並んでいる類のお酒ではなく、試飲販売の時くらいしか置いていないので、ほぼ毎週試飲販売のコーナーをチェックしているのですがそもそも試飲販売をずっとしておらずといった状況です。
そんなわけでいい加減禁断症状が出始めているので、物は試しと別スペックの純米大吟醸を購入してみました。
ちなみに羽州蔵とほぼ同じ価格の大吟醸で欅蔵というスペックもあったりします。
ただ、欅蔵は過去既に羽州蔵と並べて飲み比べたことがあり、はっきり違うタイプのお酒で、断然羽州蔵が好みという判定をしています(ブログ開設前の話です)。
そういうわけで欅蔵は今回はスルーしての1801号酵母使用の純米大吟醸のレビューです。

さて入手したばかりの青煌天目の器に注いで頂きます。
香りはかなり穏やかですね。
羽州蔵程に大人し過ぎはしませんが、十分に控えめと言えます。
口に含むと透明感を感じさせ、かなり大人しめの酸甘味が、広がるというよりは染み渡っていきます。
喉に到達する頃に辛味が顔を出して、爽やかに流れていきます。

羽州蔵と同レベルは無理にしても、似た系統の味わいを…と期待して購入したのですが、見事に期待通りです。
評価としては良から極良に達しようかという羽州蔵には当然及ばないものの、可の上位クラスには十分達します。
しかも安い。
コスパ良いお酒も過去幾つか経験していますが、自分好みの淡麗辛口系で尚且つ安いという意味では、この飛良泉の1801号酵母使用純米大吟醸は群を抜いています。
この先、お酒に掛けるお金を節約しないといけない状況になったとしても。これさえあれば生きていける、そんなレベルですw
というわけで、飛良泉1801号酵母使用純米大吟醸のレビューでした。

飛良泉
純米大吟醸 1801酵母使用
酒こまち
精米歩合 50%
日本酒度 +1
酸度 1.6
飛良泉本舗
秋田

酔鯨 純米吟醸 酔鯨酒造 高知 兵庫山田錦

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和おんで頂いた高知の地酒、酔鯨の純米吟醸のレビューです。
高知のお酒もほとんど縁がなく、ブログでは安芸虎の紹介が一件あるくらいですね。
酔鯨自体も酒屋とか通販サイトで見たことがあるかな程度の予備知識しか持ちあわせていませんでしたので、まっさらな気持ちでレビューを始めます。

香りはかなり高いですね、フレッシュな果実系です。
口に含むと香りから感じる予想通りに、まずは酸味が飛び込んできます。
やや辛味も感じないでも無いですが、基本はしっかりはっきりの酸味系。
そこから甘味が顔を出して、喉に到達する頃には完全に甘味系へと変化して流れて…いきませんw
これ、余韻が非常に長いですね。
放っておいたらいつまでもジワジワと舌の上で甘味の余韻を残し続けるタイプですね。

評価としては好みとは少し異なるものの普通に美味しいので可というところです。

酔鯨
純米吟醸
兵庫山田錦
精米歩合 50%
日本酒度 +7
酸度1.7
酔鯨酒造
高知

外飲み記録 和おん 造り【石鯛 岩牡蠣】 天ぷら【足赤海老 アスパラ】 おこぜの唐揚げ チヌ白子の一味焼き

酔鯨という高知の地酒を、久しぶりに四合買いをしている和おんの外飲み記録です。


まずは旬の愛媛産の石鯛を造りで。
脂がしっかり乗りながらも石鯛らしいさっぱり感も楽しめます。

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続いて島根産岩牡蠣の造り。
岩牡蠣は今年初ですね。濃厚な味わい。

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好物のアスパラの天ぷらです。

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おこぜを姿造りではなく唐揚げでお願いしたのですが、開いてみたら肝が良いのでと肝和えにしてくれました。
別料金取ってもいいくらい美味しく、酒に超合いますw

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後で出てくる足赤海老の天ぷらの前に、先に頭だけ炙りで頂きました。

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おこぜの胃袋と卵です。卵も非常に酒と合います。素晴らしい。

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淡路産足赤海老の天ぷらです。
女将さんお薦めの品ですが、エビスキーなのでお薦めされなくても頼む予定でしたw

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岡山産おこぜの唐揚げです。香ばしくて激美味。

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最後はチヌの白子の一味焼きです。基本的には鯛の白子と同じくクセの少ないタイプの白子ですね。

酔鯨は四合飲み尽くしています。
本日も非常に満足の和おん外飲み記録でした。

家飲み記録 造り【赤甘鯛 鱧 赤ムツ】 カニイクラ豆腐


風香と風の森で頂いた家飲み記録です。まずは赤甘鯛から。
甘鯛の中では安い方で、以前に家飲みで紹介した白甘鯛の七掛けくらいで買えますが、それでも他に比べれば高い方です。
味はやはり甘旨味の強いタイプですね。
ただ甘口の風香との相性は良いとはいえず、淡麗辛口系で頂きたい魚です。

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続いて鱧の造りですが、やはり風香とは合わないw
魚は美味しいのに全然酒が進まないので、急遽冷蔵庫の奥で眠っていた風の森純米大吟醸にヘルプを依頼。
ところが、この風の森もかなり果実系なんですよね。以前レビューした時はもう少しバランス型だったように記憶しているのですが…。
ただ風香と違って、そこそこ酸が効いているので、食中酒としては風香よりはまだ向いている方です。

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赤ムツです。コチやアコウを前日にまとめて頂いているために、別の魚にしようとすると選択肢がそれ程無くて、珍しく家飲みでの登場です。

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おぼろ豆腐にズワイガニのほぐし身とイクラを叩き込んだ、カニイクラ豆腐です。美味。

結局、風香を一合半、風の森を二合程飲んだのですが、どうにも食事との相性が気になってしまって、この日はここで飲みを打ち切っています。
他に用意していた肴は全て普通に晩ごはんとして頂きましたw
というわけで、一銘柄を四合飲み尽くさなかったのは本当に久しぶりの家飲み記録でした。

風香 純米吟醸袋しぼり 生原酒 梅乃宿酒造 奈良 備前雄町

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風香という梅乃宿酒造のお酒のレビューです。
蔵元の紹介では「常に搾りたてのようなフレッシュな味わいが楽しめる、新しい日本酒です。瓶詰め後も氷温で貯蔵することによって実現した、新酒のような味と香りが自慢です。」となっています。
別のお酒を購入するついでにケースに並んでいたので、一緒に購入しています。
ちなみに購入する時に店員さんから、「このお酒はうすにごりなので云々」という説明を聞いた記憶があるのですが、ラベル見ても全然うすにごりじゃないw
家飲み画像を見ても濁ってないし、オフィシャルでもそんなこと書いていないので、店員さんの勘違いか、自分が別のお酒の説明を聞き間違えたかのどちらかでしょうw
ちなみに梅乃宿酒造のお酒は梅乃宿葛城が過去に複数回レビュー済みで、非常に高い評価をしていますが、さてこちらはどうでしょう。

というわけで風香を黄瀬戸の器に注いで頂きます。
香りはかなり高いですね。
口に含むと、最初は割とあっさりというか、爽やかな口当たりなのですが、徐々に甘味が力強く主張してきます。
旨口ではなく、完全に甘口の味わいで、余韻もかなり色濃く口中に残ります。

これは自分のように食中酒としてメインで酒を飲む人間のニーズにはちょっと合わないですね。
ちょい塩辛系の味付け海苔やミックスナッツ系のつまみとチェイサーと共に、お酒本体を楽しむ方が向いているでしょう。
そういう使い方なら可かな。
というわけで梅乃宿酒造の風香純米吟醸袋しぼり生原酒のレビューでした。

風香
純米吟醸袋しぼり 生原酒
備前雄町
精米歩合 60%
日本酒度 +1.7
酸度 1.6
梅乃宿酒造
奈良

家飲み記録 造り【ミンククジラのハツとレバー アコウ コチ ボタン海老 ウスバハギ】 鮎の塩焼き フグのフライ三種

諸事情あってやたら肴大量の家飲み記録です。


その諸事情の一番の原因、ミンククジラのハツです。
クジラはずっと臭みが強いと思っていたので、日本酒の肴としてチョイスすることは無かったのですが、友人と行った徳家で、ハリハリ鍋以外は案外臭みが無いという経験をしています。
ああいう味ならイケるかなと思って梅田阪急の鮮魚コーナーからミンククジラのハツとレバーを購入。
まずはハツから頂きます。
とりあえず藻塩が添えてあったので、塩だけで食べてみましたが、臭みが更に増すような勢いで全然ダメ。
続いてわさびと刺身醤油、わさびに飲み込まれてハツの味がほとんど感じられず。
更におろしニンニクを試した所、これがようやくハツと相性良く美味しく頂けます。
生姜醤油も良さそうな雰囲気だったのですが、生憎生姜を切らしていたので、こちらは試せず。
ただ、日本酒の肴としてどうかというと、別に敢えてこれじゃなくても良いかなというランクなので、お値段を考えるとちょっと厳しいですね。

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続いてウスバハギ。少し前に旬を外れたウマヅラハギが安い割にそこそこ美味かったので、ウスバハギも試してみました。
さすがにウスバハギになると身はちょっと味が薄すぎて、これは無いなというレベルですね。
肝と一緒に口に運んでようやく食べられるくらい。
旬の時期に比べれば値段は安い方ではありますが、味のレベルから考えると割高にすら思えます。

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好物のボタン海老。これが身に弾力がなく、味わいも水っぽくて大外れ。
正直、ハツとウスバハギは外れも予測していたので構わなかったのですが、ボタン海老が外れというのは想定外。

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ボタン海老はともかく、他の肴は外れを予想していたので、鉄板のエース級をちゃんと用意していますw
アコウとコチのこの時期の白身の二枚看板ですね。
勿論、文句なし。

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休憩を挟んで夕方に家飲み再開。ミンククジラのレバーです。
これも藻塩が添えられていましたので、試してみましたが無理無理無理の無理w
結局、胡麻油と卵黄をぶち込んでユッケにしたところ牛ユッケ風で美味しく頂くことができました。
ただこれも日本酒とはあまり合わない感じ。

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定番の鮎の塩焼き。

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梅田阪急の物産コーナーから、どっかの名物のフグのフライ三種盛りです。
んー、まあ普通の白身魚のフライ的に美味しい感じ。
白身魚のフライにしては値段が高すぎですがw

品数は多いものの、予想通り日本酒と合わない品も多く、幾つかはただのおかずとして頂いた家飲み記録でした。
旭扇自体はレビュー通り美味なので、四合飲み切っています。

【第三回】あさ開 極上純米大吟醸 旭扇 株式会社あさ開 岩手 山田錦

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三回目となるあさ開の極上純米大吟醸旭扇のレビューです。
我が事ながら三回目のレビューというのはかなり多いですね。
あさ開自体は昨年初めて試して気に入った銘柄なのですが、昨年新規開拓した中ではかなりのお気に入りということがレビュー回数からも窺えます。
とは言え、実はこの日の家飲みは酒器が主役です。
新しく入手した素晴らしくお気に入りの萩の井戸形のぐい呑みを初めて使うにあたって吟味した結果、旭扇をチョイスしています。
本来なら洗心や吟といった極良クラスで迎えてあげたいところなのですが、どっちもつい最近飲んだばかりなので、それに次ぐ良ランクのお酒を、と冷蔵庫の在庫を漁った結果、旭扇の登場と相成りました。

というわけで新入りの萩焼の器に注いで、旭扇を頂きます。
香りはやや高めの華やかな印象。
しかし口に含むと、まずは透明感から始まって、一拍置いて上品な淡麗系の辛口の味わいと程良い酸味が絡み合って展開していきます。
喉に到達する直前くらいに、少し甘味を発揮しながら、後味は爽やかに流れ去っていきます。

第二回目のレビューで少し甘味のニュアンスが増したかな?と書いていますが、今回の旭扇は一回目とほとんど同じ味わいです。
評価は変わらず良キープ。
この調子なら来年くらいには極良、殿堂入りでしょう。

※スペックは製造年月以外は変わらないようなので省きます。

外飲み記録 和おん ヤイトガツオの造り 稚鮎の南蛮漬け 白子と鯛の酒蒸し 大はまぐりの炭焼き 鰻の白焼き


本日の和おんは新政ビリジアンを四合買い。
新政は美味しい時もあれば、好みでは無いときもあって、個人的には割とブレの激しい銘柄という印象ですが、本日はあまり好みではない酸味系の味わい。
飲めないことはありませんが、可という程では無いので、レビューはしません。
付き出しはグレの肝と魚卵。何度か出てきている付き出しですが、相変わらず美味。

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鹿児島産ヤイトガツオの造りです。
ヤイトガツオ=スマなので、少し前の家飲みで紹介した媛貴海と同種です。
鹿児島産なので、こちらは天然物だと思いますが、変わらず美味ですね。

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稚鮎の南蛮漬け。家でどれだけ食べようと鮎と聞いて頼まない筈もなく。

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おまけでヤイトガツオの皮の炙りを頂きました。
香ばしくて激美味。

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大はまぐりの炭焼きです。熱々のはまぐりと冷酒がよく合います。

本来ここで白子と鯛の酒蒸しを頂いているのですが、かなり酔いがまわっていたせいか画像が撮れていませんでした。
とてつもなく美味かったことだけは覚えていますw

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鰻が入っているのは珍しいので白焼きで頂きました。

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肝は焼きでも吸い物でもと言われて、肝吸いにして頂きました。

新政は四合飲み切っています。
美味しいからではなく、次回に持ち越したくなくて無理矢理飲んだのですがw
料理は相変わらず最高な和おんの外飲み記録でした。
ご馳走様でした。

家飲み記録 造り【石垣鯛 目板鰈 鱧 ミル貝】 鮎の塩焼き 芽キャベツのオリーブオイル炒め 連子鯛の塩焼き

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勝駒で頂いた家飲み記録です。
造りは石垣鯛と目板鰈から始めます。どちらも家飲みでよく登場する魚です。
本日も美味。

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水管の付いているミル貝は当たりの法則に従って購入しましたが、当たりでしたw

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鮎ほどではないけれど二回に一回の割合くらいでは頂きたい鱧の造りです。
外で鱧コースを頂くと正直コスパ悪いですが、家飲みで頂く分には全く問題ありません。

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例によって鮎の塩焼き。
一応これまで大阪高島屋、梅田阪急、梅田阪神の鮎をそれぞれ試してみましたが、特に差はありませんでした。

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エクストラヴァージンオリーブオイルシリーズ第三弾です。
コゴミやタラの芽をオリーブオイルで炒めたら美味しかったので、恐らく芽キャベツも美味しかろうということで、試してみました。美味。
天ぷらにして美味しい野菜はオリーブオイルで炒めても美味しいという経験則が出来上がりつつありますw

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休憩を挟んで、酒器をチェンジして、最後は連子鯛の塩焼き。
悪くはありませんが、お値段通りですね。

というわけで、勝駒のレア具合を知らないままに四合飲み尽くした家飲み記録でした。

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