大阪ミナミの寿司屋の中でも、というか寿司屋という括りでなくても屈指の有名店、誠太郎を初めて訪れました。
過去にミナミの有名寿司屋は予約必須でなかなか入れないと何度か書いていますが、この誠太郎もそういう店のひとつです。
18~19時入店の予約客が一段落する20時過ぎくらいなら、金曜以外なら案外すぐに入れるよという話を知人から聞いたので、物は試しと土曜日の20時半前くらいに飛び込んだら、普通に入れました。

日本酒はいろいろ揃えているらしいのですが、店がお薦めをどんどん出してくるスタイルで自分で選べません。
純米酒か吟醸酒かは選べるらしいので吟醸酒をチョイス。最初は越前岬というお酒の純米吟醸生酒。
福井のお酒ですが完全に初耳&初体験。味はというと、芳醇旨口系w

ちなみに品書きも勿論無いので、基本的にお任せです。
一応、いきなりお寿司ではなく、お酒のつまみを中心によろしくとお願いしています。
というわけで、最初のタコの梅肉添の次はビワマスという琵琶湖の固有種のマスが出てきました。
これからがちょうど旬とのこと。甘旨いタイプで、非常に美味。

ビワマスの途中で越前岬が切れたので追加を頼むと出てきたのが、こちらの不老泉。山廃仕込みの生原酒だそう。
名前は聞いたことあるし、過去にどこぞで飲んだことがあるかもですが、味は全く覚えていません。
これまた芳醇旨口系、そして雄町w

イカの鳴門巻き。
海苔をイカで巻いて、一旦冷凍してから薄くスライスしているそうで、少し溶け始めてから頂きます。

溶けるのを待つ間、少し早めではありますが、ちょっとだけお寿司。

手ブレていますが車坂。和歌山のお酒らしいです。
これも芳醇旨口タイプ。このお店、大将が日本酒大好きでかなり拘って入荷しているらしいのですが、多分大将の好みが芳醇旨口なのでしょうw

メモを取り忘れていたので詳しい品名を忘れてしまったのですが白エビの何かw

吟醸ばかりではなく純米酒もいかがですかと言われて出てきた綿屋。
勿論芳醇旨口系w

鯵の頭とカマの塩焼き。かなり徹底的に身を削りとって食べ尽くしたら、美味しい部分なのに残してしまう人が多くて、お客さんみたいに綺麗に食べてくれると…と
呆れ感心されました。

蓬莱泉のロク。何これ、初耳。
味は…芳醇旨口かよw
サイトで調べたら、繊細な味わいの蓬莱泉シリーズの中では強めの味わいの異端児とのこと。
山廃仕込みでもあるそうで、やっぱりこれは大将の好みなんでしょうね。

漬けマグロとブリだかハマチ。

利尻の生海苔使用の数の子巻き。

煮穴子。

あとどれくらい行きます?と聞かれて三貫ほどと答えて出てきた最後のトロ、鯛、牡丹海老。

最後は赤だしを頂いて終了。
お酒のつまみを中心にと伝えたことと、時間も20時半過ぎだった為か、軽めの品が多かったですね。
その分値段も飲んだ割にそこそこ控えめで済みました。
次回はガッツリ食べに行こうと思いますが、お酒がね…。
淡麗辛口好きとしてはちょっと二の足を踏んでしまいますw
あ、あといちいちコメント付けてませんが、幾つか惹かれる素敵なお皿がありました。
ご馳走様でした。