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家飲み記録 造り【ボタン海老 ヒラメ 赤貝】 フォアグラの茶碗蒸し あったかエビ春巻き チキンのグリル 焼き小龍包


貴の山廃純米大吟醸で頂いた家飲み記録です。
まずは特大ボタン海老の造りから…といっても造って無いので自分で剥いて貪ります。

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先々週くらいに食べて美味しかったヒラメをもう一度。
まっず…。
白身魚風味のゼリーみたい。

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先週に続いて登場の国産赤貝の造り。
やたら高いと思っていましたが、よく見たらこれ閖上産でした。
美味いのも高いのも当たり前w

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季節もので販売が終わったと思っていたフォアグラの茶碗蒸しがまた並んでいたので購入。

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大好物になりつつあるあったかエビ春巻き。

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この週は阪急うめだで、お前らみたいなもんにも東京横浜の美食を食わせてやるフェアが開催されており、そこで購入させて頂いたビゴーテというレストランの鶏肉。

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四五六菜館の焼き小龍包。
小籠包はさすがにどんな名店の品だろうと、惣菜で買うよりは店で食べるそこらの出来たて小籠包のほうがマシですね。

貴は普通なら四合飲みきる美味しさなのですが、初めての酒なので一応敢えて日を置いてからの味の変化を見るために半合程を後日用に残しています。
とりあえずヒラメに期待を大きく裏切られた家飲み記録でした。

貴 山廃仕込 純米大吟醸 2012 永山本家酒造場 山口 山田錦


大好きな貴のフラグシップである山廃純米大吟醸の初レビューです。
純米大吟醸Vintageが大変にお気に入りで愛飲しているので、それより高い山廃純米大吟醸は高いくせにVintageより苦手な味だったらどうしようと、保守的な性格の自分はなかなか手が出なかったのですが、今回はVintageの在庫が無く選択肢がなかった為に、これもひとつの切っ掛けかなとチャレンジしています。
まあ2012とある通り、好みの熟成酒なので9割方大丈夫だろうとは思っていましたが。

というわけで、萩井戸の器で頂きます。
香りはかなり大人しいかな。うっすらとしか感じ取れません。
口に含むと、長期熟成酒に相応しい極めて高い透明感を発揮します。
蓬莱泉吟や洗心に匹敵する透明感の高さですね。
味は…難しいな、これw
基本的に酸味から辛味へとか、甘味から酸味へとか変化するタイプの味わいではないですね。
甘酸辛がほぼ等分のような割合で、しかも不可分にガッチリ固められています。
この味わいが透明感の中から顔を出して、構成比率はそのままに広がっていき、楽しんでいるうちにすうっと霧が晴れるように消えていきます。

これは自分好み系の中でも最上位クラスの酒と比肩するお酒です。
洗心、蓬莱泉吟、羽州蔵、黒龍しずくといった面々に共通する奥深い繊細さを、貴の山廃純米大吟醸も兼ね備えています。
一発で良にしようか迷った銘柄は過去何度かありましたが、このお酒に関しては一発で極良にしようか迷うというレベルの素晴らしさ。
とりあえずは良にしておきますが、二回目も同じクオリティなら確実に極良ですね。
このお酒に出会えて良かったと思えるお酒、貴の山廃純米大吟醸のレビューでした。

貴 2012
山廃仕込
純米大吟醸
山田錦
精米歩合 非公開
日本酒度 不明
酸度 不明
永山本家酒造場
山口

外飲み記録 おきな鮨 生トリ貝 あん肝ポン酢 鮟鱇の唐揚げ お好み鮨 鯛の潮汁


今週二度目の寿司屋はいつものおきな鮨。お酒は獺祭50から。

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珍しく生トリ貝があったので頂きます。

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あん肝ポン酢はいつも通りふんわりあったかくて美味。

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鮟鱇の唐揚げ。あまり食べた記憶がありません。
淡白で美味しいですがやや個性に欠けるかな。
お酒は獺祭の後はいつもの東洋美人に切り替えて計二合。

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お好み握り開始。サーモンと〆鯖。

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鯛とヒラメ。

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雲丹とイクラ。イクラがちと臭かった。

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海老とハマチ。

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中トロ。

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赤貝

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最後に好物の鯛の潮汁。

何故かおきな鮨はいつも最後のあたり満腹すぎて辛くなりますw
最初はお酒と肴、後半寿司とすし萬などと同じ感覚で頼んでいるのに、おきな鮨だけ後半苦しくなるほど満腹になるのはシャリが大きいのかな、いや画像を見てもそんなことないか…。
満腹すぎて〆にラーメンなどという気は完全に失せるのでそれはそれでとりあえず構わないのですがw
というわけでおきな鮨の外飲み記録でした。
ご馳走様でした。

外飲み記録 柴藤 鰻づくしコース


久しぶりに柴藤で要予約の鰻づくしコースを頂きました。前回からは約四ヶ月振りです。
お酒は極上吉乃川大吟醸生原酒が入っているということで試しに頂いてみました。
ちょっとマスカット感のある上品なほの甘さを感じさせる味わいで、微かに発泡感もあり、爽やかな印象のお酒ですね。

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先付けは肝煮、八幡巻、春野菜の天麩羅、若竹煮。天ぷらが冷えっ冷えw
鰻関係以外の料理は期待してはいけない店というのは過去の経験から十分に理解しているので、驚きはしませんがw

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天ぷらはともかく、他は美味しかったのであっさり吉乃川を飲んでしまって常きげんに移行。
仲井さんにやはり常きげんの方が美味しいですか?と聞かれたので、味の濃い鰻と合わせるなら酸味辛味主体の常きげんの方が個人的には好みだと答えておきました。
極上吉乃川も単体で見ればかなり美味しい部類ではあるとは思いますが。

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温かいう巻。

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白焼きは大に変更してもらっています。
皮のパリパリ感と香ばしさ、身の柔らかさに山葵がツンと効いて至高。
酒が進みます。

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鰻づくしコース以外では食べられない肝の造り。
肝造りにこだわりがなければ鰻たっぷり献立というコースがあり、そちらは最初から白焼きが大だったり、八幡巻やうざくの量が増えたりします。

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トロロの鰻乗せ。

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うざく。
常きげんはおかわりしていますが、ここで計二合飲み切っています。

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普段は蒲焼きをアテにしてお酒を飲み続けるので、うな重やひつまぶしを頼むことは稀なのですが、この日はお酒を先に済ませたので、しっかりご飯物ということでひつまぶしを頂きました。

というわけで極上吉乃川一杯、常きげん二合を頂きました。
地元に帰省した時以外で鰻を食べるのは、ほぼここ一択というお気に入りの柴藤の外飲み記録でした。
ご馳走様でした。

外飲み記録 おの富久 造り五種盛り 炙り六貫握り 特上九貫握り


初訪問の近所にある寿司屋おの富久の外飲み記録です。
近くに時々訪れている英ちゃん冨久鮓があり、名前が少し被っているのですが関連性は不明。
こちらはお気軽な大衆店なので、多分関係は無いのかな。
付き出しはまぐろユッケ&豆腐、お酒は何年ぶりかの久保田千寿。

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造り五種盛り。

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お酒は次に紅寿。

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週末ではなく普通の平日なのでお酒もアテも控え目にして握りに移行。
炙り系のお任せ六貫握り。

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特上お任せ九貫。鰻が被っている気がしますが、ご愛嬌w

値段もお気軽な個人経営の小さなお店ですが、ミナミの一角で店を構える以上、それなりのクオリティでなければ長くは続かないわけで、味も無難に平均以上はキープしていますね。
お酒は7~8種類程で久保田の他には獺祭なども置いてあります。
どちらかと言うと食事メイン目的でお酒もついでに一杯だけという時に便利なお店ですね。
ご馳走様でした。

外飲み記録 芦屋天がゆ ルクア大阪店  旬之献立 お好み天ぷら


天ぷらは春野菜が至高だと思っているので、春野菜を頂きに天がゆを訪問しました。
お酒はいつもの上喜元。コースも春の野菜が多そうな季節のコースを。

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海老は相変わらずのクオリティの高さ。絶品。

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空豆。

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新筍。

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2017年初の稚鮎の天ぷら。
あと数ヶ月もすれば家飲みで鮎ラッシュの日々がw

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春野菜と言えば外せないタラの芽。

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アスパラ。

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うるめ。

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雲丹の烏賊巻き。

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葉付き新玉ねぎ。
鱚や穴子、クエなどの魚介系も勿論頂いていますが端折っています。

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かき揚げ。

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お粥。

うーん…。
春野菜を食べに行ったのですが、菜の花、こごみ、芽キャベツが無い。
こごみ、芽キャベツはまだしも菜の花が無いのはどうかと(単品メニューにも無い)。
こういった季節系の野菜をきっちり揃えていた与太呂の大丸心斎橋店が改装工事で閉店してしまったのが今更ながら悔やまれます。
まあ当ては外れましたが、天ぷら自体は相変わらず素晴らしく美味しかった天がゆの外飲み記録でした。
ご馳走様でした。

家飲み記録 造り【コチ 赤貝 メイタカレイ】 あったか海老春巻き 蓮根団子 長芋の明太サラダ 新筍の茶碗蒸し


伯楽星純米吟醸で頂いた家飲み記録です。
まずはコチから。
やはり酒の肴の白身魚としては抜群の美味さ。

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国産赤貝の造り。
カメラが寄っているから大きく見えるのではなく、本気でデカイ。
値段もこれまでに赤貝で使った値段の最高値を更新するレベル。
美味かったw

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白身はコチを買っていたので、どうしようか迷ったものの久しぶりに見掛けたので買ってみたメイタカレイ。
ハズレ。これは酷い。

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温めて食べるエビ春巻き。
レンジの時間が長すぎたのか、ちょっと焦げてしまいましたがそれでも相当の美味しさ。
酒にも合うので、今後しばしば登場するでしょう。

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蓮根団子も温めて頂きます。
3月とは言え冬のような寒さの日だったので温かい惣菜が増えています。

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長芋の明太サラダも美味。

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最後は美濃吉の新筍の茶碗蒸し。

ゆうので食べた和食がやたら美味かったので、何となく引っ張られて和食系の惣菜多めな本日。
メイタカレイ以外は非常に満足でした。

【第二回】 伯楽星 純米吟醸 生詰 新澤醸造店 宮城 蔵の華


第二回目になる伯楽星の純米吟醸のレビューです。
2016年は上期に新規銘柄開拓を積極的に行い、その反動で下期はほとんどお気に入りの銘柄しか飲んでなかったのですが、今度はその下期の反動でド新規までは行かないものの、しばらく御無沙汰だった準レギュラー的銘柄を買い漁っています。
というわけで、そういう銘柄のひとつ伯楽星。
1月末頃に外飲みで東条秋津の純米大吟醸を飲んではいますが、家飲みでは昨年6月以来と半年以上御無沙汰ですね。

それでは早速青煌天目の器に注いで頂きます。
香りは高すぎず、控え目すぎることも無くというところですね。
口に含むと透明感はなく、すぐに酸味主体の味わいが広がり始めます。
酸味系ではありますが甘味も二割ほど混ざっていて、刺すような酸味ではなくまろやかに丸みを帯びた味わいですね。
最後に少し辛口系のニュアンスを発揮しながら通り過ぎていきますが、若干喉奥にしつこさの混じる余韻を残します。

第1回に較べると特に最後の余韻が違っていますね。
味わいは展開の順番に違いがあるものの、基本的に酸味系主体にして甘味辛味が添えられているというところは同じ様子。
評価としては無難に美味しく、無難に可というところかな。
とは言え2,000円以下のお酒なのでコスパ的には極めて優秀。
というわけで、お財布に優しい伯楽星の純米吟醸のレビューでした。

外飲み記録 西心斎橋ゆうの ゆずコース

心斎橋にある日本料理のお店ゆうのの外飲み記録です。
平仮名で「ゆうの」とあるとゆるキャラや萌えキャラ的な何かを想像してしまいそうですが、大将の名字と言うだけですw
店内は10席程のカウンターと四名掛けのテーブルのみと小じんまりとした作り。
人気店でこの席数なので週末に飛び込みで入るのは無謀、要予約です。


お酒は黒龍の特吟を頂いています。錫器のちろりがとても素敵。
能作ではなく骨董からの掘り出し物で出処はよくわからないそうです。

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先付けはクジラの出汁。
クジラの臭みを完全に取り除いてしまうのではなく、癖になる美味しさと言える段階に留めて風味を残していてとても美味。

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海老や季節の野菜を右端のソースに絡めて頂きます。
一番右端は海老のワタのソースで、お酒が進みます。

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最初に黒龍特吟を飲んでいたら大将が実は…と言って出してくれた火いら寿。
残り一合だけではありますが、和おんで飲めなかったお酒を思いがけず頂くことができました。

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造りも華やかに。

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造りは素材自体も勿論良いものなのでしょうが、このように昆布醤油、納豆醤油、もみじおろしポン酢、肝のソースと色々な味で楽しめるので美味しさも一際です。

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お酒は火いら寿の後はお任せにしており、墨廼江を追加で頂いています。
割とハイペースで三合目に突入しているので、この辺りで早くも記憶があやふやw

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焼き物はのど黒の柚庵焼き。
日本料理の定番ながら実は自分の日本料理遍歴ではあまり出会いの少ない品です。
勿論とても美味。

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蛤。
ちなみにゆうのの大将は自分が何度か訪れて、財布に超厳しい以外はとてもお気に入りの法善寺横丁の喜川で修行されたそうで、それを聞くとちょっと料理の傾向として何となくわかる感がありますね。
にしてもミシュラン☆付きの店で修行して、自分の店を開いてミシュランの☆を獲得するのは凄いです。

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温物。
お酒は瀧自慢で四合目に突入。外飲みで四合行くのは非常に稀w

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最後に海老を中心に海の幸。

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ぐい呑サイズの片口というか吸い猪口かな。

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ご飯。

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油滴の椀でデザートを頂いて終了。
油滴は下の名前を聞き漏らしてしまったのですが、京焼の木村一派の作。

もともと予約嫌いなので二度ほど飛び込みで入ろうとして満席、ならばと当日予約を取ろうとして満席、二日前に予約を取ろうとして満席と、この店に訪れるまでに実は三ヶ月ほどを要しています(この日は一週間前に予約)。
普段の自分なら飛び込み二回目で満席だった時点で、この店は縁が無いと諦めます。
ただ満席でお断りされた際の大将の応対が非常に丁寧で好感の持てるものだったので、これは是が非でも訪れたいと感じて、ようやく念願叶った次第。
実際、食事中も大将の人柄の窺える楽しい会話で、普段の一人飲みでは黙々とタブレットを弄って読書している自分が写真を撮る時以外はほとんど何かしら会話している程。
値段はなんせ四合も飲んだのでそれなりにはなってしまいましたが、コース単体で言えばそこまでの値段ではありません。
また寿司屋が休みがちな日曜も営業しているのもありがたく(月曜日定休)、今後早めの予約で週末に通う機会が増えそうです。
料理も酒も大変に満足な西心斎橋ゆうのの外飲み記録でした。
ご馳走様でした。

寿司処だいみょう 南船場店 新筍の天ぷら ふぐのから揚げ サザエのつぼ焼き お好み鮨

ブログでは初登場ですが5年以上前に何度か使った覚えのある寿司処だいみょうに久しぶりに寄ってみました。
大衆店なのでお酒の品揃えがそこまでガチでは無いことと、何よりこのすぐ近所にグルメ握りの寿し吉ができたために、しばらく足が遠ざかっていました。


まずは新筍の天ぷらから。
お酒はなんだったかな、思い出せないのですが知名度やスペックは八海山の純米吟醸的なポジションのお酒だったと記憶しています。

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ふぐのから揚げ。
何フグとまでは書いてありませんでしたが、安いのでトラフグでは無いでしょう。

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サザエの壺焼きは小振り。その代わりお値段もリーズナブルです。

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寿司は二貫でしか頼めないのが痛い。
あまり使わなくなった理由のひとつはこれですね。

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トロロうずらは結構好物なのですが、この辺だと回転寿司じゃないと見掛けないので実は数年振り。

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牡蠣は大振りで美味。

ベンチマークにしている赤貝、雲丹も特に問題なしでお値段も自分が行く寿司屋の中で一番お手軽なおきな鮨よりも更にリーズナブル。
ネタもトロロうずらなどバリエーション豊か。
これでお酒がしっかりしていて、お好みを一貫毎で頼めるならもう少し頻繁に通うのですが残念。
週末ではないのでお酒は一合しか飲んでいませんが、久しぶりの寿司処だいみょうでの外飲み記録でした。
ご馳走様でした。

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