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家飲み記録 鮎の塩焼き 蟹イクラ豆腐 ニラ饅頭 ヤングコーンのにんにく炒め


黒龍しずくで頂いた家飲み記録です。
最初にコチとタマメと鯛のたたきとキンメの造り盛り合わせを食べているのですが画像保存に失敗していたので二品目の鮎の塩焼きから。
前回の家飲みでまた来年とかいいつつ、阪急だけまだ取り扱いがあったので頂いていますw

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久しぶりに毛ガニでもと思ったのですが、浜茹での蟹が無かったので蟹イクラ豆腐で代用。

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アジア系惣菜屋のニラ饅頭とヤングコーンのにんにく炒め。

前日に青天と勝よしでかなりの量を飲んでいたので、早々に潰れてしまってしずくは二合半程。
お気に入りの青瓷を使った初めての家飲みでした。

【第七回】 黒龍 しずく 大吟醸 黒龍酒造 福井 山田錦


7回目となる黒龍しずくのレビューです。
実は先日の和おんで大将から「今年のしずくはいまいちという声を聞いたんですけど、うちで前に飲まれた時はどうでした?」みたいなことを聞かれています。
酔いが回っている上に数ヶ月ほど前の話なので記憶が定かではなく、確か家にも一本あるからそれを飲んで評価を決めようかと思う程度のちょっとした違和感を感じたような…みたいな回答をしています。
そんで帰宅して前回のレビューを読み返したら、ちょっとした違和感どころが、こんなもん黒龍じゃねえよってな具合にボロッカスにこき下ろしてますねw
他でもそんな話が出ているのであれば、やっぱり自分と同じ感想を持った人がいたのかなと思いつつ、自宅の在庫を開けることにしました。

というわけで購入したばかりの青瓷の器でしずくを頂きます。
香りは大人しく、特に違和感はありませんね。
口に含むとまろやかさを帯びた透明感を感じます。
その後、上品な酸味と辛味が入り混じった味わいが展開していきますが、主張は強すぎず、最後まで大人しい印象のまま流れていきます。

黒龍らしい上品なほの甘味をほとんど感じないという意味では前回と共通する部分はありますが、これ印象としては前回ほど悪くないですね。
前回のしずくは単に酸っぱ苦いだけの酒という印象でしたが、こちらは苦味もなく熟成系に見られるまろやかさが全体を包んでいて、上品な淡麗辛口としてしっかりまとまっています。
黒龍のしずくとしてどうかと言うと多少首を傾げるところがあるとは言え、美味しいか美味しくないかで言えば、これは文句なく美味しいです。
とはいえ2本のしずくの落差があまりにも大きすぎるので、これが美味しかったと言っても次回もう一度しずくを試すのはかなりのギャンブルになりそうです。
少なくともこれまでのように大喜びで飛びつく酒というランクからは少し落ちてしまった感はありますね。
これ単体で言うならギリギリ良クラスかなという7回目のしずくのレビューでした。

外飲み記録 勝よし 鶏ももタタキ 肩皮ポン酢 鶏皮唐揚げ お好み焼き鳥


奈良で中華を食いまくったので夜になってもなかなか腹が減らず、21時くらいになってようやく何か食べたくなり、久しぶりの勝よしに飛び込みました。
最近はずっと入ろうと思っても満席が続いていたのですが、さすがに21時だとちょうど退店を始めるグループと入れ違いにすんなり入ることができました。

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好物の鳥ももタタキ。

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肩とか皮とかコリコリ系の部位の湯引きポン酢。
まだ残暑の厳しい時期なので涼しく食べることができて美味。

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鶏皮の唐揚げは鶏皮煎餅的なタイプを期待していたのですが、ちょっと期待外れ。

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その後はいつも通りに串。

さすがに昼の暴食が応えてご飯物までは手が出ませんでしたが、生三杯でいつも通りのリーズナブルなお値段。
ご馳走様でした。

外飲み記録 中華処 青天 焼き餃子 牛肉の黒胡椒炒め 四川麻婆豆腐 秋刀魚のパリパリ揚 中華風蒸し魚 海鮮チャーハン


以前に立ち寄って非常に美味しく、日本酒も充実していた中華のお店青天をぐい呑購入のついでに再訪しました。
お酒はとりあえず生。

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焼き餃子はネギまみれのタレをたっぷり漬けて頂きます。

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牛肉の黒胡椒炒め。

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四川麻婆豆腐。ここまでは生ビールと合わせます(3杯)。

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秋刀魚のパリパリ揚を頼んで日本酒にチェンジ。

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相変わらず中華料理屋とは思えない日本酒の品揃えw
勝駒とか山間とか大阪の地酒を売りにしている店でもなかなか見掛けないのにw

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とりあえず勝駒をグラスで。旨し。

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中華風蒸し魚は日本酒と相性良し。お酒は勝駒のあと山間もグラスで堪能。

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最後に海鮮チャーハン。雲丹が酷く臭くてこれだけは大外れ。

最後の海鮮炒飯だけ外れでしたが、基本的に味のレベルは平均以上、お値段はそこそこお得で、日本酒は文句なしと、是非大阪にも出店して欲しいレベルなのは相変わらず。
お酒も料理も存分に頂いた一年振りの青天外飲み記録でした。
ご馳走様でした。

ぐい呑 若尾経 青瓷

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突然ですが久しぶりの酒器紹介です。
志野で有名な若尾利貞さんの長男、若尾経さんの青瓷のぐい呑です。

実はもともと青瓷ってあまり好きじゃなかったりします。
東洋陶磁美術館には骨董の青瓷が掃いて捨てるほど陳列されていますが、正直青瓷の青って安っぽいというか貧乏くさく見えて全くピンと来ないw
なので、これまで青瓷の酒器を見ても一瞥すらしなかったのですが、この若尾経さんの青瓷はならまちギャラリーたちばなという奈良のギャラリーの画像を見て一瞬で一目惚れ。
これは実物を見て購入を検討せねばと思っていた所、あっという間に売約済みになってしまって歯噛みしたのが昨年の秋くらいだったでしょうか。
地元豊橋の百貨店の合同陶芸展で名前を見掛けたものの、帰省のタイミングと合わなかったり(もっともそこで青瓷の展示があったかどうかまでは不明なのですが)となかなか縁がなく、されど未練断ち難く…と悶々としていたところ、先日再びならまちギャラリーたちばなで入荷情報を発見。
週末に行くので取っておいてと馴染みの客でもないのに無茶を言って奈良まで足を運んでようやく購入することができました。

画像だけでも惹かれていましたが、実物を手に取るとますます惚れ込んでしまうほど、いちいち自分好み。
まず口縁が七角なのがとても良いです。六角だと陳腐で八角だと五月蝿そうなところ、この七角はアンバランスでありながらその辺上手くバランスが取れています。
釉薬はかなり厚く、ズシリと感じる重さも、この深い青瓷の色合いと調和しています。
何より画像のように少し薄暗がりに置いた時の、陰影の素晴らしさときたら…。

ちなみに明るくしちゃうとこんな感じ。
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これはまだそうでもないのですが、百貨店やギャラリーなどの明るい照明の下で、何の変哲もない青瓷を見ると青が薄くなってしまっていて、なんというか趣が感じられません。
この器との出会いがきっかけで「薄暗がりの青瓷の美しさ」に気付いたので、青瓷の展示などがあるとわざと影を作るような位置に立ってみたり、ぐい呑のような小品であれば手で包み込むようにして、陰影を濃くした場合の見栄えを測っているのですが、動きが明らかに不審者に見えるようで店員の視線が非常に気になったりしてしますw

ちなみにギャラリーの方が言うには若尾経さんは最近は陶芸展用の大物に力を入れていて、ぐい呑のような小物はあまり手がけなくなっているそう。
小品はギャラリー側が頼んで作ってもらっている様子で、そうなるとこの青瓷のぐい呑も今後はなかなかお目にかかれ無くなるのかも知れません。
若尾経さん自身、評価がぐんぐん上がっているそうで、きっと陶芸展や個展用の大物の作成を期待されているのでしょう。
そういう状況では、今回無理矢理にでも取り置きしてもらって、この器を入手できたことは非常に幸運でした。
久しぶりに手の中で転がしながらニヤニヤ薄笑いを浮かべてしまうくらいのお気に入りの器の紹介でした。

外飲み記録 和おん クエの造り フグのたたき 漬け鰹 のど黒の塩焼き 新秋刀魚の丸揚げ


本日の和おんは先週の残りの黒龍・龍を頂きます。
付き出しは最近よく見るトコブシ。美味いし酒にも合うしで当分ずっとトコブシでも良いくらいw

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まさか9月早々に出会うことになるとは思わなかった九絵(天草産)。
アラなどが先に出てしまって身しか無いという話だったので、最近どこぞの金持ちがクエ鍋の予約でも入れたのでしょう。
いつものようにおこぼれに預かり造りで頂きます。
九絵は勿論のこと、ハタ類の魚自体が随分と久しぶりで余計にという所もありますが、相変わらずめちゃくちゃ美味い。
酒にも合うし、極まってます。

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鶏のような見た目の由良産フグのたたき。
安価なのでシマフグあたりでしょうが、さっぱりとして美味。

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漬け鰹。

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おまけの鰹の皮の炙り。

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山口産ののど黒は久しぶりに塩焼きで頂きました。
焼いてもツルッと脂分濃厚なのど黒らしい美味しさ。

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厚岸産の新秋刀魚をまた丸揚げで頂きます。

忘年会や新年会のシーズンに、団体予約客のおこぼれでしか食べられない九絵を、こんな時期に食べることができたのは非常に幸運でしたw
お酒は黒龍の残り二合を平らげています。
本日もご馳走様でした。

外飲み記録 かつ喜 ブランド豚三種味比べ タコの唐揚げ 有頭海老フライ

贔屓にしていたと言うほど通っていませんが、しゃぶしゃぶ気分の時に重宝していたなんばパークスのしゃぶ家が閉店していました…。
一方でゴミ肉食わせる糞しゃぶ某店は健在なのが腹立たしいものの、閉店してしまったものは仕方ないので同じなんばパークス内のかつ喜でビールととんかつを楽しむことに。


生とタコの唐揚げを頂きながらとんかつを待ちます。

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そしてメインのブランド豚三種味比べ。
とんかつ店を多く知っているわけではありませんが、肉厚とんかつ系では自分が知る限り一番美味しいお店です。
柔らかくてジューシー。
熱々のとんかつを頬張りつつ、生ビールをグビグビ行くのは最高の気分なのですが、ビールがちょっと弱い。
以前はそんなこと感じなかったのですが、洋ビールの味を覚えてしまうと、このクラスのとんかつには是非パンチの効いたデュベルを合わせたい。
せめてモレッティかウルケルくらいのパンチ力が欲しいのですが、一番搾りだと明らかに力負けしていて物足りない。
一番搾り自体は国産系では一番飲んでいるくらい馴染みの銘柄なのですが、うーん。

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ちなみに海老フライの方は一番搾りでも問題なし。

洋ビールにはまったことが思いもかけない方向に作用してしまいました。
ここのレベルのとんかつは絶対に揚げたてを食べたいのでテイクアウトは論外ですし、かといってデュベル持ち込むのもあり得ないしw
とりあえずこの日は生三杯頂いています。
ご馳走様でした。

外飲み記録 おきな鮓 鯛の昆布締め 海鮮ユッケ 稚鮎の天ぷら お好み鮨 土瓶蒸し


近くて、そこそこ安くて美味くて、好みの酒もあってと便利なので割と通う頻度が高いおきな鮓です。
お酒はいつもの東洋美人純米吟醸。

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造りは鯛の昆布締めを頂きます。

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家飲みでも時々自作する海鮮ユッケ。
寿司屋だと魚の種類が多くて楽しめます。

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この時期に稚鮎の天ぷらってどうなんだろうと思いつつ頼んでみましたがやっぱり微妙w

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あとはいつも通りの寿司。新子。

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撮り忘れもありますが、ガッツリ食べました。

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最後に松茸土瓶蒸し。

いつも通りに飲んで、いつも通りの味で、いつも通りの値段のおきな鮓の外飲み記録でした。
ご馳走様でした。

外飲み記録 和おん 生ウニ 鰆のタタキ 鯵の天ぷら ホウボウの酒蒸し シラサエビのフライ マグロカツレツ


本日の和おんは昨日レビューしている黒龍・龍を四合買い。
美味しい雲丹をつまみながら黒龍を味わう幸せ。

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実はあまり好きではない鰆(淡路産)。
悪い方に振れた時に際立った不味さになる魚というイメージなのですが、このタタキはめっちゃ美味かった。

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淡路産鯵の天ぷら。
鯵はここで食べるならやはりタタキが一番かな。

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八幡浜産ホウボウの酒蒸し。出汁が非常に旨し。

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大阪湾のシラサエビのフライと串本産のマグロのカツレツ。

黒龍は三合弱程頂いています。
秋刀魚を丸揚げ、塩焼きと頂いていたので今週は造りでと目論んでいたのですが、生憎仕入れがなく来週こそはと思っている和おんの外飲み記録でした。
ご馳走様でした。

【第八回】 黒龍 龍 長期熟成大吟醸 黒龍酒造 福井 山田錦


ボトルを撮り忘れたので、こんな画像ですが四合買いした久しぶりの黒龍の龍のレビューです。
第七回が2月なので半年振りですね。

だいたいどのスペックでも強弱はあれど黒龍らしさを感じることのできる黒龍シリーズですが、その中でもブレが少ないという意味では一番安定しているイメージの龍を久しぶりに頂きます。
香りはやはり大人しめ。
口に含むと柔らかく丸みを帯びた透明感を僅かに発揮しつつ、上品な甘味がこれまた上品な酸味に包まれて広がっていきます。
広がりきる前に辛味が徐々に入り混じってきて、全体的には穏やかな印象を与えつつ、雪が融けるように沁み入っていきます。

まあいつもの黒龍なんですが、龍は半年振り、黒龍シリーズでカウントしても春に飲んだしずく以来。
久しぶりに飲むと強烈に美味いです、極良。
最近は家飲みもやや頻度が落ち着いてきて、好きな銘柄も数ヶ月くらい間が空くのが当たり前になっていますが、美味しいお酒に感動しながら味わうという意味では、これくらい間隔をあけたほうが丁度良いなと痛感した黒龍・龍のレビューでした。
※そして同じく半年振りながら、ここまで感動しなかった飛露喜純米大吟醸はやはり可-良レベルだと再確認w

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