東洋陶磁美術館 「大坂の陣400年記念事業」特別展:「黄金時代の茶道具-17世紀の唐物」

もう終わった展示会のことを書くのも何ですが、ダイエット的にそうそう毎日は飲んでいられないので、本日は器繋がりの記事を…
先日、「大坂の陣400年記念事業」特別展:「黄金時代の茶道具-17世紀の唐物」を見てきました。
国宝の油滴天目を始め、多くの大名物、名物が展示されており、器といえば酒器しか興味の無い私でも圧倒されて魅入ってしまう展示でした。
特に心を奪われたのが様々な天目茶碗です。
見ることができたのは油滴天目、木葉天目、白天目、灰被天目、禾目天目の各天目茶碗ですが、それぞれがまさに小宇宙と言った趣です。
特に禾目天目が個人的に好みのど真ん中で、帰宅後すぐさま「禾目天目 酒器」で検索しました。
幾つかHitはしたのですが、現物を見ずにネットだけで注文するのは躊躇われるレベルのお値段だったので、いつか直接手にする機会があれば、そして手の届くお値段であればと願っています。
一応館内にも土産で幾つか酒器の販売をしていましたが、こちらは特に目を引く品は無し。
他の展示物では漫画へうげものでお馴染みの井戸茶碗、銘有楽、銘村重といった名碗、牧谿(伝)の掛け軸など見応えたっぷりの企画でした。
曜変天目、純金皆具台子や千鳥の香炉を見るのも目的だったのですが、それらは公開時期を過ぎており見逃してしまいました、残念。
展示期間中はずっと全ての品が展示されているものだと思い込んでいたのが痛恨です。
今後は気をつけたいですね。
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