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【第二回】紀土 純米大吟醸 平和酒造 和歌山 山田錦

紀土純米大吟醸2回目
気軽に開けてしまえるお買い得さ故に早くも二回目の登場となる紀土純米大吟醸です。
前回のレビューで冷蔵庫に紀土専用スペースを設けてもいいくらいと書きましたが、実際にその後冷蔵庫の一角は紀土専用スペースになっています。

一度紹介済みのお酒でいきなり二回目のレビューに入るのも何なので、蔵元などの紹介もしてみようかと思います。
蔵元の平和酒造は和歌山は海南市に位置します。
和歌山は北部に人口が集中していて、南部に行くほど人外魔境と化していくのですが、海南市は和歌山市のすぐ南ということで北部エリアに含まれます。
この辺の人口分布事情は奈良とよく似ていて、奈良市に対する大和郡山市のようなポジションですね。
ちなみに平和酒造は鶴梅という梅酒のブランドでもで有名です。
言われてみれば和歌山といえば梅ですから、梅酒には最適な土地柄ではあります。
和歌山のとコンビニって春先になると弁当棚の一角が全て紀州南高梅の梅干しで埋め尽くされます。
ほんの数ヶ月ですが和歌山に住んでいたことがあり、その光景を目にして和歌山人、どんだけ梅が好きやねんと衝撃を受けたことをよく覚えていますw
話が逸れましたが、紀土の誕生は2008年とつい最近、紀州の風土から生まれた酒ということで紀土と名付けられ、KID、キッドと呼ばれ親しまれています。

さて、そんな紀土を今回は二日に分けて飲み干しています。
一日目は寫樂純愛仕込純米吟醸、山形正宗純米大吟醸雪めがみと一緒に飲み比べました。
寫樂のまろやかさに較べると透明感が際立ち、山形正宗の個性の強い辛味に較べると爽やかな後味の辛味といった印象です。
前回ほどに酸味のニュアンスを感じず、爽快さは前回通りですね。

二日目は比較するお酒無しで単体で頂いたのですが、単独で飲んでみると酸味の主張も僅かながら感じます。
後味の爽快さも変わりはありません。
ただ前回は甘辛味が一気にという表現をしていますが、今回は上品な辛味が爽やかに去っていくイメージで甘味はそれ程印象を残しませんでした。
製造年月も含めてスペックは全く同じなので肴との取り合わせの問題かもしくは私の雑でいい加減な味覚の問題でしょう。
どちらにしても美味しかったので全く問題はありませんw

既に三本目が指定スペースに待機中の紀土純米大吟醸のレビューでした。
※例によってスペックは前回と全く同じなので省きます。

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コメント

非公開コメント

これは可から良にあがりそうですか?
以前、東京駅のはせがわ酒店で売ってたけどあそこは商品入れ換えが激しいから、今はどうかなあ。
まあ実家に帰るときに売っていたら買ってみる。

No title

醸造年度が変わっても印象が変わらなければ、そのうち良になるかな。
コスパ的には既に良だけどw

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