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【第二回】あさ開 極上純米大吟醸 旭扇 株式会社あさ開 岩手 山田錦

あさ開旭扇2回目

岩手の地酒あさ開の極上純米大吟醸旭扇の二回目のレビューです。ブログでは極上純米大吟醸旭扇大吟醸雫酒をレビュー済みですが、特にお気に入りだった旭扇を梅田阪神の東北物産展から購入しています。

創業144年という歴史を誇る株式会社あさ開は全国新酒鑑評会24回入賞、19回金賞受賞、また日本で唯一12年連続金賞受賞を誇る藤尾正彦さんが杜氏を務めています。
あさ開の旭扇シリーズはあさ開のトレードマークである「旭日の扇」をその名前に冠する最高峰ブランドになります。
袋吊り雫酒という手間暇を掛けた製法にはあさ開の象徴である旭扇シリーズへの強いこだわりが感じられますね。

そんなあさ開の極上純米大吟醸旭扇を波佐見焼の器に注いで頂きます。
ちなみに前回一発で良にしましたが、本来は可から始めて何度か試して季節や年度毎の安定感も加味して良に昇格するのが普通です。
ブログ開設直後はちょっとその辺を甘く査定していたので、今回微妙だったら容赦なく可に落としますよと厳しい姿勢で臨みつつ、香ってみると香りは大人しくも高くもなく普通ですね。何系というほどの個性はなくただフルーティな吟醸香といった印象です。
口に含むとまろやかという印象の甘みが広がっていきます。
酸味や辛味といった刺激的な要素を感じること無く、甘旨味が広がったあとはすっきりと喉を通りすぎて行きます。
非常に綺麗なお酒というイメージですね。
前回よりもやや甘みの比率が高いような気もしますが全く問題のない美味しさで、後味の爽やかな美しさは相変わらずです。

ちなみに半合程残しておいて二日目に飲んだところ印象がガラリと変わります。
酸味がかなり増してくるのですが、甘みと程良くバランスが取れて、これがまた非常に美味。
次は二合飲んで翌日にもう二合という飲み方をしたくなるくらい甲乙付け難い美味しさ。

というわけで厳しく見ても素晴らしく美味しく、結局これは良でいいわと確定したあさ開極上純米大吟醸旭扇のレビューでした。
スペックは製造年月が2015年10月になっている以外は第1回と変わらないので省きます。

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コメント

非公開コメント

No title

店でもみたことのない酒だなー

No title

俺も外では見たこと無いんよ。
知名度は結構高いはずなんだけどねー。

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