木村宜正 清水焼 ぐい呑み 禾目天目(トチ目天目)

大阪高島屋の木村宜正作品特設展示販売コーナーで見掛けて手に取った器です。
見込みから口縁に向かって広がる花火のような窯変の美しさに一瞬で惹き込まれてしまいました。
以前に紹介した禾目天目の器は口縁から見込みに向かって禾が伸びていくような変化なのですが、それとは逆に広がるような変化が非常に面白いです。
ちょっとだけ油滴っぽさも混じっているような気もしますね。
あと清水焼の、特に天目杯は歪みのない均整の取れた姿形が多い印象なのですが、この器は口縁のあたりが割とはっきりと歪みがあって手捻り感が出ているのも惹かれた理由のひとつです。
横から写した画像だとわかりやすいですね。
ただ禾目天目の器はひとつ持っているし、二つ目を買うのもなあ…と思いながら値札を見ると「トチ目天目 ぐい呑み ◯◯円」との記載。
トチ目天目という名称は初耳です。
どうやら火花に近い広がり方のこの天目をトチ目天目と呼ぶのでしょう。
また一つ新しい知識が増えましたね、などと思いつつそれならばと店員さんに包んで頂くようにお願いしました。
帰宅してから包装を解くと、共箱にはしっかりと「禾目天目」と箱書きが…おいw
念の為に「トチ目天目」という単語で検索も掛けましたが、そんな単語はヒットせず。
値札は手書き文字だったので禾目を変換できずというわけではなく、禾目の読み方がわからなかったのかな?と予測しているのですが、高島屋でそんなことってあるのかな。
ともあれマイコレクションとしては二つ目の禾目天目のぐい呑みになりますので、この際我が家においてはこの器はトチ目天目と呼んで区別することにしていますw
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コメント
引っ越ししたら、2個くらいそういうのをこだわって買おうかなw
2016-02-02 08:36 だい URL 編集
No title
2016-02-02 14:15 shaft URL 編集
No title
そう呼んでいるのです。
百貨店特有の隠語という奴です。
2016-02-03 10:17 前路山 URL 編集
No title
2016-02-03 14:14 shaft URL 編集
No title
漢字が読めなかったんでしょうw
2016-02-03 22:22 前路山 URL 編集