乾坤一 鈴風 純米吟醸 大沼酒造 宮城 ササシグレ

和おんで四合買いした宮城の地酒、乾坤一の鈴風のレビューです。
四合買いした当日は先に寫樂の残りを一合程頂いていたこともあり、乾坤一は二合程度に留めていましたので、残りを一週間後に頂いてみてのレビューになります。
とりあえず開けたばかりの香りはほとんど無しですね。
ほんのり微かに香る程度です。
ただ寫樂の後なので、多少鼻が麻痺していてそう感じた可能性はあります。
口に含むと、多少水っぽい口当たりから、ちょっと表現が難しい味わいで展開していきます。
味わいの構成は酸味と辛味が主体で甘味は感じないのですが、酸っぱくて辛いではなく、酸味と辛味をかき混ぜてとことんシェイクしてガッチリ固めましたとでも言うべき不可分な味です。
酸っぱ辛いという表現でも足りないくらい一体化していて、酸辛いでもまだ的確とは言えず、「すらい」という怪しげな造語で何となく雰囲気を表現できるかな、というレベル。
この味をどう表現したものかと首をひねりながら飲んでいたら、大将が味に不満なのでは…と心配そうな表情をしているのに気づいたりしていますw
さて、外飲み記録にも書いてますが、乾坤一を開けた日は先に寫樂も頂いていたので、一合強くらいは次週用に残しています。
そして一週間後に再度頂いたのですが、一週間経つと完全に酸味系にバランスを崩してますね。
和おんはバキュバンかどうかわかりませんが、真空保存をしてくれるので一週間でもそれ程味わいに変化が無いことも多々あるのですが、乾坤一はかなり酸っぱくなってしまいました。
酸味キツイ系は好みではないので、こうなるとちょっと厳しいですね。
というわけで宮城の地酒として伯楽星に続いて一気にお気に入り銘柄入りというところまでは行きませんでしたが、まあ開栓直後なら普通に可というところでしょう。
乾坤一 鈴風
純米吟醸
ササシグレ
精米歩合 50%
日本酒度 +6
酸度 不明
大沼酒造
宮城
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コメント
No title
悪くないというお酒はもう一度飲んでみたい気が起こらなくなるので、長いこと再度飲まないお酒が出てきてしまいますね。
2016-08-05 15:29 みりん URL 編集
No title
2016-08-06 09:42 shaft URL 編集