越後鶴亀 越王 純米大吟醸 山田錦 株式会社越後鶴亀

越王と書いて「こしわ」と読む名前も瓶の形も特徴的な新潟のお酒のレビューです。
吉祥加賀鳶のレビューでせっかくだからこれからは肴も一緒に紹介するぜというようなことを書きましたが、やっぱり辞めます。
記事のジャンル管理上も分けたほうが楽ということもあって、肴は別記事で紹介していこうと思います。
さて越後鶴亀のお酒は過去に宮中晩餐会で供されたこともある皇室献上酒で、ワイングラスでおいしい日本酒アワード最高金賞(2011,2015)と金賞(2012,2013)を受賞したこともあるそうです。
※受賞したのは純米だったり大吟醸だったりで必ずしも越王では無いようです。
そんな売り子さんの話を聞きつつ、心斎橋大丸の試飲販売で購入した越後鶴亀の最上級ラベル越王の味わいはいかに。
田原陶兵衛さんの皮鯨に注いで匂ってみると、かなり口に含む前から香りますね。
口に含むと吟醸香が鮮やかに立ち昇るのですが、何というか表現し難い香りですね。
メロンとも柑橘系とも喩えようが無い何かフルーツには間違いないけれど、どんなフルーツかといえば何だろう?といった不思議な香りと口当たりです。
舌で転がすと、基本は辛口なんですが甘さもかなり意識できるお酒ですね。
後味はスッキリという程ではなく、ちょっと意識すると最後にアルコールの臭みが残ってしまいますね。ここが少し残念。
ということで可はクリアしたものの、良には少し届かないという印象ですね。
十分に美味しいお酒ですが、もしかしたら賞を獲得しているワイングラスや吟醸グラスで味わったほうが良かったのかもしれません。
越後鶴亀 越王
純米大吟醸
山田錦
精米歩合 50%
日本酒度 +-0
酸度 1.4
株式会社越後鶴亀 新潟
スポンサードリンク
コメント