東洋美人 一番纏 純米大吟醸 澄川酒造場 山口 山田錦

外飲みで地帆紅(ジパング)や純米吟醸などを頂く機会があり、どこで飲んでもかなり美味しかったので一度家飲みで試そうと思っていた萩の地酒、東洋美人の純米大吟醸一番纏のレビューです。
とりあえずラベルを見て数瞬ほど金縛っています。
自分自身は東洋美人=美味しくて自分好みという評価が外飲みで確立されていたので、ラベルを見ても苦笑で済みましたw
ただ全く前知識や先入観の無い人がこのラベルを見て、果たして手に取ってもらえるのだろうかと余計な心配もしてしまいますが、箱入りなので大丈夫ということか?
いやそれでもセンス的に…w
さて、それでは萩の酒なので当然に萩焼の器で初の家飲み東洋美人を頂きます。
香りは高くもなければ大人しくも無くで普通。
口に含むと透明感は特に無く、本当にほんの微かに微発泡感を感じるような清涼な酸味の芯に、上品な辛味が螺旋状にまとわりついて一緒に流れていくような味わいです。
ちょっとだけ甘味が添えられているので口当たりは非常に優しく、霧散するような流れ方で後味も残しません。
非常に上質で美味しいお酒ですね。
後から調べたらプーチン大統領来日時に唯一振る舞われた日本酒だそうで知名度も高く、大丈夫か?このラベル…という前述の心配も杞憂なようですw
これもこの記事を書く段階になって知ったのですが、蔵元は2013年の山口・島根豪雨で甚大な被害を受けており、一時期は酒造りもままならない状況に陥ったそうです。
今ではある程度立ち直りつつあるようなのですが、こういう素晴らしい酒を造ることのできる蔵がなくならなくて本当に良かったと思います。
評価は良。
今後家飲みのローテ入りする可能性の高い東洋美人純米大吟醸一番纏のレビューでした。
東洋美人 一番纏
純米大吟醸
山田錦
精米歩合 40%
日本酒度 不明
酸度 不明
澄川酒造場
山口
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