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【第四回】 飛露喜 純米大吟醸 廣木酒造本店 福島 山田錦


半年以上ご無沙汰の飛露喜純米大吟醸のレビューです。
年明けすぐくらいに貴や羽根屋と抱合せで買ったのですが、抱き合わされた貴や羽根屋の方がむしろ好みなのでさっさと飲んでしまい…といういつものパターンで長く放置していましたw

というわけで冷蔵庫で半年熟成の飛露喜純米大吟醸を若手作家阪本健さんのぐい呑で頂きます。
香りは結構高めですがフルーツ感、フレッシュ感は乏しく所謂お酒らしい芳香です。
口に含むと半瞬程水っぽさの混じる透明感を発揮します。
ほんの微かに甘味を含んだ酸味に後半辛味が覆いかぶさってきて綺麗に流れていきます。

家でも外でも何度か縁があるものの、一回毎の間隔が半年以上開いてしまっていて、いまいち飛露喜純米大吟醸という酒の個性を掴みきれなかったのですが、ようやく理解できてきました。
透明感のある酸味に、BYによって多少比率は上下するものの邪魔しない程度に甘味が含まれて、最後は辛口系の味わいで流れていくという、酸麗辛口系ですね。
ただ元祖酸麗辛口の常きげんよりも甘味の主張がより強いタイプ。
評価はずっと可-良でしたが、良にはちょっと届かない良手前ランクなので可-良確定で良いでしょう。
2年くらいかけてようやく評価が確定した飛露喜純米大吟醸のレビューでした。

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