舞鶴 鼓 純米吟醸 恩田酒造 新潟 一本〆

以前に駒子雪の紹介をしましたが、その時と全く同じ経緯で入手しました新潟の地酒舞鶴、鼓のレビューです。
酒米は一本〆、初耳でしたが五百万石と豊盃の掛け合わせのようですね。
兄やんから米から自作している5人位の小さな蔵と聞きましたが、さてその味わいはいかに。
湊焼のぐい呑みに注いでみると、うっすらと香りが漂ってくるのですが、フルーティな吟醸香というわけではないですね。
特に良い香りでもなく、かといって臭いわけでもないのはちょっと鷹長を思い出します。
口に含むと最初から旨味が展開していきますね。酸味でもなく、甘いでもなく、もちろん辛いでもない鼓の持つ旨さが口の中に広がっていき、喉を通り過ぎる段階になって辛さと酸味が鮮やかに余韻を残して去っていきます。
最近は始めに酸味を主張するお酒が多かったので、これはなかなか新鮮な味わいでした。
旨さからの酸味、辛味のコンビネーションが刺し身とめちゃ合います。
ただ調理方法にもよるとは思いますが、鶏肉とはちょっと喧嘩する感じで合わないですね。
評価は可です。ちなみに家飲み記録で出てきますが、風の森純大や梅乃宿葛城という高評価のお酒と並べて飲み比べてもそんなに差を付けられているような印象は無いので、ポテンシャル的には良まであるかもです。
兄やんに感謝!
舞鶴 鼓
純米吟醸
一本〆
精米歩合 48%
日本酒度 不明
酸度 不明
恩田酒造 新潟
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