第二回 伯楽星 純米大吟醸 雪華 新澤醸造店 宮城 備前雄町


去年も頂いた宮城は新澤醸造店が醸す伯楽星のおりがらみ生酒純米大吟醸の二回目のレビューです。
前回、これ雄町やん…と不安に思いつつ頂いたらちゃんと伯楽星で美味しかったという記憶はあるのですが、さて今年はどうだろうと若干の不安も抱きつつ頂いていますw

香りはかなり高いですね。
レモンとか蜜柑とか柑橘系を彷彿とさせる香り。
口に含むと、ああこれ味も香りと似てフルーツ感たっぷりな酸味系ですね。
ただ精米歩合が高いせいか、やり過ぎ感は無く、後味も爽やかです。

さすがに食中酒にかけては名高い伯楽星のラベルを関するだけあって、個性はあっても決して食事の邪魔はしないお酒という印象です。
昨年のレビューを読み返してみましたが、香りの高さ以外はほぼ同じような感想ですね。
宮城のお酒の中では特に贔屓にしている伯楽星の純米大吟醸、雪華のレビューでした。

高砂 松喰鶴 純米大吟醸 木屋正酒造 三重 山田錦 雄町


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而今で有名な木屋正酒造が醸す高砂、松喰鶴のレビューです。
女将さんからは木屋正酒造が而今の前に作っていたお酒らしいですという話を伺っていますが、勿論初耳初体験のお酒です。
ツイートしたら大仏さんが木屋正の地元用のラインナップだぞと即答していたのはさすがw
詳しく調べた所、而今とは別に色々新しい試みを取り入れたお酒をかつての自社銘柄の高砂を使って販売しているようで、酵母も去年と違うものを使っていたりするらしいです。
まあ個人的にはそんな背景よりも33%雄町使用というところに警戒感を抱きつつ頂きますw

香りはかなり大人しいかな。
口に含むと水系の透明感を発揮します。
そこから酸味が切り込んでくる印象ですが、なんとなくほんの微かに微発泡感も感じますね。
酸味を転がしている内に徐々にほの甘さがふわりと立ち昇るように入り混じってきて、最後は爽快に流れていきます。

而今が甘さを中心に置いて味を整えてバランスを保っている印象なのですが、高砂は酸味を中心において甘さを添えることでバランスを保っているイメージですね。
微発泡感については裏ラベルに無濾過とあるのでそのせいかも知れません。
呑んで決して損はない可-良あたりの評価かなという高砂のレビューでした。

高砂 松喰鶴
純米大吟醸
山田錦(三分の二)雄町(三分の一)
精米歩合 45%
日本酒度 不明
酸度 不明
木屋正酒造
三重

【第九回】 蓬莱泉 吟 純米大吟醸 関谷醸造 愛知 山田錦


地元三河の誇る銘酒蓬莱泉の三年熟成純米大吟醸の吟の九回目のレビューです。
2017年6月出荷分なので9ヶ月ほど追加熟成ですね。

それでは早速萩の皮鯨に注いで頂きます。
香りはとても大人しく、口元に運ぶ段階でようやく微かに鼻孔をくすぐる程度。
口に含むとやや水系のニュアンスの透明感を発揮します。
香り同様に大人しい仄かな甘味に酸味が加わりながら小さな花が開くように繊細な印象で味わいが広がりつつ、最後に辛味を添えて流れていきます。

辛味に多少引っかかるようなトゲを感じましたが、基本的には相変わらず慎ましいとか奥ゆかしいいう表現がしっくりくるお酒ですね。
熟成酒らしい味わいを存分に発揮してくれて嬉しい蓬莱泉吟のレビューでした。

【第三回】 黒龍 火いら寿 純米大吟醸 生酒 黒龍酒造 福井 山田錦


黒龍酒造が醸す純米大吟醸生酒火いら寿のレビューです。
確か四合買取で頂くのは2年振りじゃないかな。
相変わらずの美しいボトルにテンションが上がりつつ頂きます。

香りは黒龍にしては結構高めですね。
ふわっとした上品さを感じさせながらも、しっかりと鼻孔をくすぐるような印象。
口に含むとまろやかさを感じる丸みを帯びた透明感。
水面に浮き上がってくるかのように仄かな酸味に添えて黒龍らしい透き通るような微かな甘味。
二つの味が入り混じりながら最後に辛味のニュアンスを加えつつ水面から立ち昇り、霧散するような印象で去っていきます。
基本的に極めて上品で所謂綺麗なお酒なんですが、香りから口当たりまでふわふわと柔らかく立ち昇ってくるような味わいが非常に楽しくて、口に運んでいると何だか晴れやかというか華やかな気分になってしまいますね。

もともとしずくより火いら寿の方が好みではありましたが、昨年かなりやらかしてくれたしずくとは違い、二年振りでも素晴らし味わいを堪能させてくれました。
この火いら寿で、自分の中の黒龍の序列について火いら寿>しずくは確定したかなw
三回目になる黒龍火いら寿のレビューでした。

【第三回】 常きげん 参五磨 大吟醸 鹿野酒造 石川 山田錦


鹿野酒造が自社栽培の米で醸す酒、常きげん大吟醸参五磨の三回目のレビューです。
過去二回の印象はとてもよかったので今回も期待しつつ頂きます。
本当はこの参五磨を購入した時に常きげんラベルの蛇の目のお猪口をおまけで頂いたので、それを使おうと思っていたのですが、当日そんなことはすっかり忘れてお気に入りの萩井戸のぐい呑で頂いていますw

香りは大人しめですね。
口に含むと透明感はそれ程ありませんがまろやかな舌触りで味わいが広がっていきます。
この味がなんか甘いとは言い難いのですが甘苦いというか甘辛いというかどうにも表現し難い味わいなんですよね。
甘さを苦辛さでコーティングしたけど隠しきれずにはみ出てくる甘さみたいな…。
流れていった後にも鼻から甘味が抜けるような残り香があります。

前回からちょうど一年振りなのでBYも違うとは思いますが、それにしたってこれは変わりすぎじゃないでしょうか。
味わい自体は高精米らしく上品なまろやか系で雑味があったりということは無いのですが、2015BY、2016BYと楽しんできた身としては、これだけ別物になってしまうとさすがにリピートは無いです。
新しく好みになる銘柄もあれば去っていく銘柄もあるという常きげん参五磨の三回目にして恐らく最後のレビューでした。
常きげんはやっぱ吟醸王国アンティークだけでいいやw

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